Paul Schrader(1946-)
ポール・シュレーダー
ポール・シュレイダー(Paul Schrader、本名:Paul Joseph Schrader 、1946年7月22日 - )は、アメリカ合衆国の脚本家、映画監督。
ミシガン州出身。
小津安二郎や三島由紀夫などに影響を受けるなど、大の親日家として知られ、知的な作風が特徴。
兄のレナード・シュレイダーも脚本家。
82年に女優のメアリー・ベス・ハートと結婚した。
経歴
コロンビア大学の夏期講習の映画コース、UCLAの修士課程で映画を専攻。
映画雑誌の編集に携わりつつ映画評論家として活動後、1974年の映画『ザ・ヤクザ』で脚本家デビュー。
続いて脚本を担当したマーティン・スコセッシ監督の『タクシードライバー』で評価が高まり、以降映画監督としても多数の作品に参加。
特に1985年の映画『Mishima: A Life In Four Chapters』(日本未公開)では、カンヌ国際映画祭最優秀芸術貢献賞を受賞し、高い評価を得ている。
脚本
ザ・ヤクザ(1974年)The Yakuza
タクシードライバー(1976年)Taxi Driver
愛のメモリー(1976年)Obsession
ローリング・サンダー(1977年)Rolling Thunder
レイジング・ブル(1980年)Raging Bull
モスキート・コースト(1986年)The Mosquito Coast
最後の誘惑(1988年)The Last Temptation of Christ
訣別の街(1996年)City Hall
救命士(1999年)Bringing Out the Dead
監督
ブルーカラー/怒りのはみだし労働者ども(1978年、兼脚本、日本未公開)Blue Collar
ハードコアの夜(1979年、兼脚本)Hardcore
アメリカン・ジゴロ(1980年)American Gigolo
キャット・ピープル(1982年)Cat People
Mishima: A Life In Four Chapters(1985年、兼脚本、日本未公開)Mishima: A Life In Four Chapters
愛と栄光への日々(1987年、兼脚本)Light of Day
テロリズムの夜/パティ・ハースト誘拐事件(1988年)Patty Hearst
迷宮のヴェニス(1990年、日本未公開)The Comfort of Strangers
ライト・スリーパー(1991年、兼脚本)Light Sleeper
Touch タッチ(1996年、兼脚本)Touch
白い刻印(1997年)Affliction
人妻(1999年、兼脚本)Forever Mine
ボブ・クレイン 快楽を知ったTVスター(2002年)Auto Focus
Dominion: Prequel to the Exorcist(2005年)
The Walker(2007年)
Adam Resurrected(2008年)
評論
「聖なる映画/小津・ブレッソン・ドライヤー」
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「私はなぜこの本を書かなかったか」(『フィルム・コメント』2006年9-10月号)
http://
モンゴメリー・クリフ(ト)問題
現在、インド・ボリウッドにて新作「Extreme City」を制作中。
困ったときには