アーバン・ダンス -URBAN DANCE-
成田忍/ Vocals, Guitars & Electronics
小山謙吾/ Bass & Backing Vocals
松本浩一/ Beat Construction & Backing Vocals
80年代前半、YMOの細野晴臣のNON-STANDARDレーベルから同じくYMOの高橋幸宏プロデュースでデビューした成田忍を中心としたダンス系テクノユニット。当時ポストYMOという触れ込みでデビュー、一部のファンからは支持を得たが、結果は思わしくなかった。
1985年04月21日リリースの1stアルバム「Urban Dance」では高橋幸宏の「HAMMER」と細野晴臣の「Non-Standard-Mixture」をカヴァーしている(URBAN DANCE名義では「Non-Standard-Mixture」ではなく「REMAKING OF NON-STANDARD MUSIC」)。
1986年、細野晴臣のプロデュースによる12インチシングル「CERAMIC DANCER」(全4曲)をリリース。同アルバムに収録の「ALIENLOVER」は細野晴臣との共作による。
同年6月21日、2ndアルバムにしてラストアルバムとなった「2 1/2」(トゥー・ハーフ)をリリース。タイトルは2枚のアルバムと12インチシングルをリリースしていることから、2枚半ということでつけられという。
本アルバムでは高橋幸宏が「CAMP」(作詞:鈴木博文、作曲:高橋幸宏)を提供。後に、高橋幸宏は自身のソロアルバム「... ONLY WHEN I LAUGH」でこの曲をセルフカヴァーしている。
2000年7月25日にP-VINEの「テクノ歌謡DXシリーズ」から1stアルバム「Urban Dance」に12インチシングル「CERAMIC DANCER」が追加され再発売された。
2001年11月21日にはNON-STANDARDレーベルから2ndアルバム「2 1/2」に12インチシングル「CERAMIC DANCER」を追加したものが「CERAMIC DANCER / 2 1/2」として再発売された。この時のミックスは鈴木惣一郎(World Standard)が手掛けている。
Vo.の成田忍はその後元ジューシー・フルーツの沖山優司らとN.O.T.として、またソロとして活動したが、表舞台からは退き、80年代後半から2000年代の初頭に掛けては布袋寅泰、土屋昌己、Soft Ballet、高野寛、山下久美子、小川美潮など多くのミュージシャンのギタリストとしてライブやレコーディングに参加。
またCocco、 茂木みゆき、 kyo、 財津和夫、 遊佐未森、 鈴木トヲル、 永井真理子、 大槻ケンヂ、 吉岡忍、Janne Da Arc、Pierrot、Shazna、D' ERLANGER、Die In Cries、Prastic Treeなどの多くのミュージシャンやバンドのアレンジ、プロデュース、作曲なども手掛け、アジアのミュージシャンDick Lee、Vivian Hsu(徐若宣 Hsu Ruo Xuan)、Tracy Huang(黄鶯鶯)へ楽曲を提供もしている。
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