いま、「生活学」が面白いっ!!
【生活学会とは】
人間のいるところ、かならず生活がある。人間の歴史は、生活の歴史であった。しかし、今日人間の生活は危機に直面している。思うに生活というもののもつ、自明の日常性のゆえに、われわれは、それを対象化し、体系的な知的探求の主題とすることは、まれであったのではなかろうか。
われわれの提唱する生活学とは、まさしく生活を客体化し、理論化しようとするこころみにほかならない。そのかぎりで、生活学は生活の研究批判の学である。しかし、同時に、われわれは生活の中で展開される人間の可能性に、かぎりなき信頼と愛情とをもちつづけたい。その意味では、生活学は生活擁護の運動とつながるであろう。生活のなかで人間を発見し、人間を通して、生活を見つめ、そのことによって、人間にとっての「生きる」ことの意味を探求すること−それが「生活学」の立場なのである。
このような趣旨により、われわれは既成の学にとらわれない新しい学問の場としての「日本生活学会」を設立するものである。
※「日本生活学会設立趣意書」より抜粋
【コミュニティ趣旨説明】
本コミュニティはいまのところ、学会非公認のコミュニティです。totoharuが個人的に、生活学会がもっと若者を交えて盛り上がれば面白いのにな〜、と思って勝手に作っています。盛り上がり次第では、そのうち公式のものとなる(ように奔走する)かもしれませんので、あらかじめご了承下さい(別に、会員でなきゃ参加出来ない、会員になる気がなければ参加出来ない、という意味では全然ありません)。
ぶっちゃけ、「生活学」なんてよくわかりません。
むしろ、よくわかってる人なんてそんなにいるんですか??
というか、「生活」って学問になるんですか??
「生活」なんて学問でもなんでもないだろ、と言ってはそこでオシマイだし、先人はそこになにか学問的要素を見出したから学会まで作って考えたはずなので、私も自分なりに、「生活学」ってなんなんだ?と少し考えてみました。
そもそも、学問の動機は、「いま」や「ここ」をよりよく知ることであると私は思います。そう考えれば、「いま」や「ここ」を舞台に繰り広げられる「生活」っていうものを通して、改めて自分の仕事や学業を見つめなおしてみてもいいかもしれません。
こんな風に、少し考えてみれば、「生活学」にはなんだか学問としての可能性はありそうだ、と思えます。しかし、具体的なイメージが掴めません。民俗学とは何がちがうのよ?と思うこともあります。
「生活学」って、扱う範囲が多岐に亘りすぎていて専門領域にはなりにくいグレーゾーンな学問だと思います。それだけに、なんとなく興味があるってところがまずは重要な気がします。
本コミュニティでは、「生活学って面白いんじゃないか」って動機をもつ様々な人たちが集まって、身近な「生活学」をみつけてはワイワイ議論して、生きた心地を味わおうって趣旨でやっていきたいと思います。
最後は結局、楽しいかどうかでしょう。学問だって、楽しい人間生活をおくるためのものでなきゃ意味ないでしょう。
みんなで盛り上げて学会にテコ入れしちゃいましょう。
【トピックの立て方】
仕事、学校、朝飯、掃除に洗濯、風呂、トイレなど、身近「生活」に関することならなんでも構いませんので、ふとした疑問やエピソードなど、じゃんじゃんトピック立てて下さい。
トピックを立てる際には、同様のトピックが過去に無いかを確認の上、立てていただくようお願いします。
【日本生活学会】
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【ロハスクラブ】
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【キーワード】
生活学 衣 食 住 考現学 民俗学 文化人類学 社会学 歴史学 家政学 経済 造形 家族 高齢化社会 生活史 ライフスタイル 都市 伝統 福祉 文化 風景 栄養 人口 男女平等 漁業 農業 ロハス 今和次郎 川添登 吉阪隆正 佐々木嘉彦 一番ヶ瀬康子 祖父江孝男 松平誠 小川信子 田村善次郎 阿部祥子 和崎春日 真島俊一 曽根眞佐子 足立己幸 鬼頭宏 川崎衿子 天野寛子 進士五十八 塩谷壽翁 後藤春彦 宮本常一 林道明 篭山京 中鉢正美 栗田靖之 紅林宏和 疋田正博 梅棹忠夫 竹内芳太郎 高取正男 米山俊直 相沢韶男 山口昌伴 早川和男 佐々木高明 佐藤健二 寺出浩司 和崎春日 古林詩瑞香 足立己幸 石毛直道 天野寛子 川崎衿子 森栗茂一 内田青藏 清水美知子 印南敏秀 粟津潔