Grupo Cultural AfroReggae (アフロレゲエ文化グループ、以下GCAR)は、1993年に暴力的な麻薬産業と警察からの圧制に対抗すべく結成された、社会活動グループである。
ダンスやパーカッション教室といった数々のワークショップを通じて、スラム街に住む十代の若者達に対して文化と芸術を教え、彼らに市民としての身分を高める為のチャンスを与えることで、麻薬取引の世界に巻き込まれないよう正しい道作りを提供していった。数ある活動の中で、若者の注目を集め、ロールモデルとなったのは、音楽バンドBanda Afro Reggae(以下アフロレゲエ)である。
アフロレゲエは、1995年にGCARのダンス&パーカッションのワークショップをきっかけに結成。メッセージ性の高いリリック、ヒップホップとブラジリアン・ビートをミックスしたサウンド、ダンスを交えた激しいステージで評価を高め、遂には2001年「Novo Cara」(Universal)でアルバム・デビュー。2005年には「Nenhum Motivo Explica A Guerra」(Warner)、2007年には『Favela Uprising』をリリース。ブラジルのみならず、ヨーロッパなど世界中をツアーし、高い評価を得ている。
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映画『ファヴェーラの丘』(アフロレゲエの活動を追ったドキュメンタリー 日本では4/5(土)より東京都写真美術館でロードショー)
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