「もしも現実が望ましくない世界だったとしても、私は無意識のうちにこうあってほしいと思う世界を描いた。」ノーマン・ロックウェル
人間に対する深い興味と愛情を持って、
人々の日常生活・表情を描き続けたアメリカの画家、
ノーマン・ロックウェル。
そのユーモアとペーソスに溢れた世界に関心がある人たちのコミュです。
ノーマン・ロックウェル(1894〜1978)
ニューヨークに生まれ。
1916年『サタデー・イブニング・ポスト』誌の表紙絵を担当。
以後47年間321号に携わり、一般市民以外にも大統領、政治家など
の題材も好んで取り組んだ。
1939年の第二次世界大戦勃発後は大戦を題材とした作品も多く、
人間の基本的な4大自由を描いた「4つの自由」は代表作のひとつ。
1963年、『ルック』誌へと活動の場を移したことにより、それまでの
人物描写からより社会的なテーマに取り組み、自由や平和、
人種問題や死という重い題材にも取り組んでいる。
1977年、フォード大統領より、アメリカ国民にとって最高の栄誉となる
「メダル・オブ・フリーダム」を受賞。
1978年、84歳の生涯を閉じた。
困ったときには