彼が居なければシルフが手に入らなかっただろうし、彼が居なければリッドが極光術を会得することはなかっただろう。
エターニアでの孤高の騎士、レイシス・フォーマルハウト。人気がないと思われているが、今こそレイスについて語ろうではないか!
レイス
(Race)
本名:レイシス・フォーマルハウト(Rassis Fomalhaut)
インフェリア人
25歳、身長182cm、体重76kg。
声:磯部弘
レイスの名でリッドらの前に現れた謎の商人。正体はインフェリア王国の元老騎士で、セイファートキーの導きに従ってインフェリア中を旅して回り、その過程でリッドらに注目するようになる。かなりの美形で、幅広の帽子とその帽子に挿したドエニスの花がトレードマーク。
現在のインフェリア王・グルノーレ二世の隠し子であり、庶子。その妾である母・ロナは王の正妻であるセルディア王妃によって服毒自殺に追い込まれている。これが原因で、王も王妃も彼に対して少なからず負い目を感じており、元老騎士という高い位を与えている理由の一つになっている。また普通なら王と王妃を恨んでもおかしくないだろうが否恨んでいるが表に出さないのは王の生き方を否定するのは母を否定するのも同然、と考えているからである。
リッドとは違い細身の剣を扱い、盾は持たない。しかし、剣術の腕はリッドを遥かに上回り、リッドと同じく、『フィブリル』と呼ばれる『極光術』の素質を秘めている。
“フォーマルハウト”という姓は、平民出身だった母・ロナが後宮に入る時に、王から与えられた『伯爵夫人』の称号。元々の母方の姓は“ウィンディア”である。
インフェリアでは一般に“レイシス・ルエイン”として名が通っているが、これも上記のような複雑な事情を含んだ上での偽名である可能性も高い。
物腰や振る舞いからは想像もつかないが、セレスティア料理を気に入るほど味オンチ。好物は「えびのしっぽ」でじゃりじゃりした食感がたまらないらしい。
シゼルの闇の極光術をリッドたちの身代わりに喰らい、同じフィブリルを持つリッドにセイファートキーを託し、死亡してしまう。
<wikipedia参照>
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