駅の掲示板の片隅に貼られた一枚の張り紙。
優美な字体で書かれ、野の花の押し花が添えられたその紙にはこう書いてあった。
「──家政婦いたします──…」
ヨークシャーの片田舎にひっそりと佇む大きな屋敷。
そこに一人住む青年は残酷な殺害シーンの描写に定評のある、
売れ筋のサスペンス作家だった。
しかし、彼は自分の作品を読んだ子供が起こした殺人事件に傷つき、
自分の生み出す作品について悩んでいた。
そんな折、偶然見かけた一枚の張り紙。
古風ながらも優美なその張り紙に青年はペンをとる。
かくして、青年の家に現れたのはローズマリー。
炊事洗濯、家事。
全てにおいて有能な彼女はたった一つだけ普通の家政婦とは違う点があった。
そう、それは彼女が人間ではなくアヒルだったということ…。
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当コミュニティは牛島慶子さんの作品
「フレッドウォード氏のアヒル」を愛する人のためのコミュニティです。
古い作品ではあるけれど、個人的に少女マンガの中では一番好きな作品なので
立ててみました。
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