洋邦問わず、伝統・古典的な楽器がありますが、そうした伝統的な楽器演奏の伝承者としての教育を小さい時から受けたり、また馴染んできた人がいます。
Roby Lakatos(ロマ・バイオリン)、COBA(アコーディオン)、木乃下真市(津軽三味線)など、伝統的演奏スタイルをベースに、現代的なJAZZなどを上手く取り入れ、新しいスタイルの音楽を作る演奏家・アーティストです。そうした音楽の情報交換が出来れば良いな、と考えています。
さらに、管理人の趣味からいくと、より古典的かつアコースティックな部分を残している人に強く引かれます。津軽三味線を例にとれば・・・、
・木乃下真市
最も古典的良さを継承している。ベースは伝統的演奏であり、そこに新しい音楽の要素を取り入れている。
・上妻宏光
伝統的な演奏スタイルよりも、JAZZやFUSIONを三味線で演奏している感じ。泥臭さを排除し、演奏・ビジュアルともクールさを追求している。エレキ三味線系
・吉田兄弟
Rock、POPを三味線で演奏している感じ。創作も多く、現代的。
このように、一口に三味線演奏家といっても様々な個性があるのですが、方向性が異なります。
さらにこれも個人的趣味なのですが、機械的に一定のリズムを刻む楽器があまり好きではありません。同じテンポ・音程を正確に刻むようなドラムや、コンピューターの打ち込みによる音楽は、何か無理矢理に作られている作られている感じがしてしまって、どうも味気ない。例えば、少ない楽器だけれど、演奏者のレベルが極めて高く、全ての楽器が主役で全体が調和されているもの、など最高です。
そうした観点からいくと、Roby Lakatosは、電子楽器を使う事も無く、少ないユニットの楽団の演奏者は皆、極めてハイレベルです。そして、古典の楽曲もあれば、古典的な楽器編成はそのままに現代の曲を素晴らしいアレンジで聞かせてくれて、とても気に入っているアーティストです。
バイオリン以外でも、きっと様々な楽器で、同じように古典と現代を上手く調和させている人がいると思います。そうした音楽を愛する人が集い、情報交換することで、生活に潤いを与えてくれる豊かな音楽との出会いが広まればうれしいです。ちょっとマニアックなテーマかもしれませんが、ピンと来た方は、どうぞお気軽に参加してください。
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