ディアスポラ(διασπορά)はギリシャ語で「散らされたもの」という意味の言葉で、特にパレスチナの外で離散して暮らすユダヤ人のことをさす。
歴史的に離散したユダヤ人の民族集団的なコミュニティー全体、また一つ一つのコミュニティーのことまでを言うこともあり、ユダヤ人以外の民族でも「政治上の理由などから、本国を離れて暮らす人々のコミュニティー」という意味でこの名称を適用することがある。良く知られている例では、ギリシア人、フェニキア人、アルメニア人、華人などが似た側面を持っている(ただ、あくまで彼らは「民族」であり、思想的バックはない)。
また、近代奴隷制によって新大陸に連れてこられたアフリカ黒人の子孫についても用いられることがある。(「アフリカ黒人」は一つの民族ですらないが、離散という先祖の体験を自覚的に共有することで思想的な繋がりを持つことがある。)
(以上wikipedia「ディアスポラ」
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上記のとおりもともとはパレスティナ以外に居住するユダヤ人たちあるいはその共同体を意味する言葉でした。
まだ、三大ディアスポラ民族としてユダヤ人、ギリシャ人、アルメニア人が挙げられることが多いようです。
そのほか、離散状態にある華人や黒人を扱った研究にも使われています。
すでにディアスポラということばがディアスポラ(離散状態)にあるという
ことを皮肉った論文もあるくらい、定義が広がってしまったディアスポラ。
とりあえずそのすべてを問題の対象として話し合う場になればとおもいます。