2007年タイトル獲得記念 -ザウバー篇-
ザウバー時代(2001年)
2001年オーストラリアGPでザウバーからF1デビュー。
フォーミュラでのレースは実質フォーミュラ・ルノーのみで、F3を経験せずにF1に参戦することについて(当時のFIA会長であるマックス・モズレーを含め)他の関係者からの批判は小さなものではなかった。事実、ライコネンのスーパーライセンスは4戦限定の仮ライセンスで、危険であれば取り消される可能性もあった。こうした事情から当時のザウバー代表ペーター・ザウバーはメディアに対し、F1に来る前にF3に出場させることも考えた、と心中を語っている。
しかし、開幕戦オーストラリアGPでいきなり6位入賞で周囲の批判を驚きに変え、その後正式にスーパーライセンスが発給された。第6戦のオーストリアGP、第8戦のカナダGPでは共に4位入賞するなど、新人らしからぬ安定感で全17戦中4戦で入賞し9ポイントを獲得、ドライバーズランキングでも10位につけた。国際F3000チャンピオン獲得経験のあるチームメイトのニック・ハイドフェルト(12ポイント獲得)と比べても大きくは引けを取らず、結果としてザウバーチームはF1参戦以来、最高の成績でシーズンを終えることとなった。
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