今年7月、関学に通っているビルマ(ミャンマー)難民の方と会いました。
彼と話していて、関学がUNHCRと協力して始めた「難民特別奨学生制度」というものが、日本で暮らす難民の人たちにとって大きな希望になっているんだなあと感じました。
他の大学にもこういう制度があったらいいのになと思ったことが、
「NaWaDaKaMoGaNeKa-Project」という取り組みのきっかけです。
日常的に活動を行うのではなくて、制度のことを話し合ったり、時には大学に制度の導入を求めたりする、ゆるやかなつながりだと思っています。
「うちの大学にもこの制度があったらいいな」と思う方がいたら、ぜひプロジェクトに参加して下さい。
(現在、同志社、立命館、京都外大、帝塚山、京大、京都産業大、同志社女子大が参加しています。その大学の方も大歓迎です)
よろしくお願いします。
NaWaDaKaMoGaNeKa-Project・・
「難民特別奨学生制度枠を大学で考えたり求めたりする学生ネットワーク関西」の頭文字。
制度を考えたり求めたりするとともに、取り組みを通して難民問題が身近なものになればいいなと考えるプロジェクトです。
ホームページ↓
http://
難民特別奨学生制度・・
2006年、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所と関西学院大学が締結した、日本で生活する難民を対象とした推薦入学・奨学制度。大学という高等教育機関の専門性を活かした画期的な難民支援であり、青山学院大学も2008年度からの導入を決定している。
難民の方から見た制度
「難民として日本で暮らす人にとって大学への進学は本当に難しいんです。この制度のことを知ってワクワクしています」(カンボジア難民・Sさんからのメール)
「この制度で大学に入れることが決まったとき泣きました。嬉しくて」(ビルマ(ミャンマー)難民・Mさん)
困ったときには