「ミレスチ・ミーチ」をこよなく愛する方々の為の意見交換場所とさせていただきます。
★ モルドヴァワインの歴史「ワイン発祥の地」
ワインの本場といえば、フランスやドイツ、イタリアが一般的ですが、ヨーロッパ全土で古くから原産地として知られていたのがモルドヴァ共和国です。
国土の75%以上が肥沃な国土に被われ、葡萄作りに適した丘陵地が多く、紀元前5000年頃からワイン作りが始まり、紀元前3000年頃からギリシャ人の指導の下ワインの一大生産国となり、モルドヴァの周辺諸国から西へと広がり、紀元前500年頃ローマ帝国によりヨーロッパ全土に普及した歴史が現在のワイン分布図を形成しました。
この頃よりヨーロッパ各国の王室にモルドヴァワインが愛飲されるようになりました。
ロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ2世が最後の別れの晩餐会に飲んだワインが、この国のワインであったことは有名なことです。
ミレスチ・ミーチ社は元国営工場であり、この歴史を受け継いだワイン工場であります。
歴史も味もハイレベルなモルドヴァワインですが、これまでなぜ日本に入ってこなかったのでしょうか?
15年前までソビエト連邦の一画にあったモルドヴァと、
日本との間に国交がなかったからです。
★ 巨大貯蔵庫
地下30メートルから80メートルの岩盤をくり抜いた道路のような巨大貯蔵庫。「万里の貯蔵庫」とでも名付けたいほどのスケールで、その距離はなんと200キロ。
東京―静岡間に相当します。
この巨大地下貯蔵庫(薄暗い洞窟で、温度12〜14℃、湿度85〜95%)の中はオーク樽とボトルが延々と続き、コレクション用のボトルだけでも数億本が眠っていると推定されています。
★ 英国王室御用達
英国王室主催のパーティーでは、必ずといっていいほどこのミレスチ・ミーチが使われ、歴代のエリザベス女王がミレスチ・ミーチのビンテージを愛飲してきました。
困ったときには