1952年アメリカ・ニュージャージー州に生まれる。ユダヤ系の家系で父親は郵便局員、母親はクッキーを焼くのが上手い小太りの女性。ニューヨーク大学教養学部で映画制作を専攻。その後同大学を中退しエイブ・バロウズのコネでTV会社に入社したものの仕事に落胆し映画の世界に入る。退廃美をとりあげ、日常の中にひそむ非日常の世界への入り口を描いた異様な作風がカルト的な人気を獲得、78年に製作した3作目のショートフィルム『サイレント・ヘッド』がNY批評家協会賞のショートフィルム作品賞にノミネート、一躍有名になる。その後も独自の世界観に彩られた作品を発表。実際に起こった連続レイプ殺人事件を下敷きにした『湖の底の絞殺魔』の美しい女性の死体が湖の底で腐敗していくシーンはあまりにも有名。また、ジル・サンダーやアルマーニの香水のTVCMも手がけている。