カントの『純粋理性批判』をゆっくりと、じっくりと読んでいこうというコミュニティです。
カントと共に考え、適度な脱線を許しつつも、過度な「超越的」議論は回避して、
カントが求めたものを一緒に求めていくというスタンスをとりたいと思います。
純粋理性批判を読みながらも、それの解説書、解釈本、あるいは、他の批判書や形而上学など、
可能な限り縦横無尽にテキストを拾いつつ、立体的に問題を捉えていくことを目指します。
トピックスは、各自で自由に立ててください。
議論が続くかどうかは、その問いかけの質に左右されるでしょうから、無用に削除はいたしません。
カントに関する、書籍、講義・ゼミナール、イベントなどの情報交換にも利用できれば幸いです。
管理人は、東大の文学系大学院に所属する勤労学生ですが、殆ど素人ですので、
管理人の議論には読みの甘さが随所に表れると思います、それらを「つっ込む」というより修正し補完するような、心優しいコメントを望みます。
以下、手元にある純粋理性批判関連の書籍をあげておきます。
どうか、レアな関連書籍をお持ちの方、情報をお寄せください。
(1)純粋理性批判(上・中・下)岩波文庫 篠田英雄訳
・・・あまり良くないという、専門家からの意見が多数ありますが、最も入手しやすいです。
それから、第1版と第2版の構成が悪いですね。
いちいち、下巻を見なければならないのは、実に面倒です。
(2)純粋理性批判(上・中・下)平凡社ライブラリー 原佑 訳
・・・まもなく品切れになる恐れがあります。
せっかく文庫化されたのだから、買っておきましょう。
理想社の全集版の文庫化です。
それほど評判は良くないですが、読みやすい。
(3)カント全集(4・5・6)岩波書店 有福孝岳 訳
・・・京都大学の有福先生の訳で、最新かつ正確だといわれています。
1冊5千円以上しますので、古本で探しましょう。
(4)純粋理性批判(1・2・3・4)講談社学術文庫 天野貞祐 訳
・・・残念ながら絶版。名訳と言われていたようですが、
古本で探すのも困難です。
私はラッキーにも「ブックオフ」で入手しました。
がっばって探してください。
篠田訳の前に岩波文庫に入っていたやつです。
もちろん、古〜い岩波文庫でも入手できます。
(5)カント「純粋理性批判」の研究 (1965年) 岩崎武雄著
・・・権威ある(いろいろな意味で)解説本ですね。
(6)カント『純粋理性批判』註解(上・下)ノーマン・ケンプ スミス著
・・・これは、神田の古本屋とかで探せばあると思いますよ。
(7)世界の大思想(10)カント 高峯一愚
・・・これは、とてもいいですよ。
探すのが大変。
(8)カント「純粋理性批判」入門 高峯一愚 論創社
・・・参考になります。
(9)純粋理性批判(上・下)宇都宮芳明 訳 以文社
・・・高価ですが、評判いいです。
(10)魂・世界および神―カント『純粋理性批判』註解 ハインツ・ハイムゼート (著), 山形 欽一 (著)
・・・まだ着手してません。
(11)カント『純粋理性批判』入門 (講談社選書メチエ)黒崎政男 著
・・・これは実にいい本ですね。
丁寧でわかりやすい。
(12)カント入門 (ちくま新書) 石川文康 訳
・・・おそらく、入門としては最適。
これ以上やさしくは書けないでしょう。
かといってレベルが低い訳では決してありません。
カントをレベルを低くして書く子音は不可能です。
(13)カントの自我論 中島義道
・・・かなり骨太の議論です。
本格的で役に立ちます。
(14)「私」の秘密―哲学的自我論への誘い (講談社選書メチエ) 中島義道
・・・平易ですが、読み応えあり。
(15)時間と自由 ‐カント解釈の冒険 (講談社学術文庫) 中島義道
・・・これも、論文集ですが、参考書として使える。
(16)カントの時間論 (岩波現代文庫) 中島義道 著
・・・著者の博士論文です。
刺激的。
(17)カント純粋理性批判の研究 牧野英二著 法政大出版局
・・・まだ読んでません。
・・・・他にも大量にありますが、続きは今度!
おやすみなさい。
では、まず、訳書を選ぶことからスタートしますか!!!
ではよろしくお願いいたします。
リンク歓迎! では!!!
使用するテキストは、最も入手しやすいと思われる篠田訳「岩波文庫」を基本にしますが、訳がまずい部分も多分にありますので、最新の翻訳である
有福訳(岩波全集)、
高峯訳(『世界の大思想』河出書房新社)、
天野訳(講談社学術文庫)、
原訳(平凡社ライブラリー/理想社全集)、
宇都宮訳(以文社)も参照します。
といってもいちいちすべては見ません。
比較もしません。
あくまで、ドイツ語の正確な(カントに即した)理解をするために用いるということです。
ドイツ語版テキストは、FELIX MEINERのPHILOSOPHISCHE BIBLIOTHEK を用います。
哲学 科学 思想 研究 形而上学
*******以前のコミュニティ解説文*******
カントの『純粋理性批判』をじっくりと読んでいこうというコミュニティーです。
トピックスは、基本的に何でもありですが、管理者の都合で、「超越論的弁証論」あたりから読もうとおもいます。
適宜、「超越論的分析論」や「感性論」、そして、『プロレゴメナ』などで関係する箇所も参照していきたいと思います。
また、ショーペンハウアーやハイデガー、新カント派のカント解釈も参照できる範囲でしていきたい。
使用するテキストは、最も入手しやすいと思われる篠田訳「岩波文庫」を基本にしますが、訳がまずい部分も多分にありますので、最新の翻訳である
有福訳(岩波全集)、
高峯訳(『世界の大思想』河出書房新社)、
天野訳(講談社学術文庫)、
原訳(平凡社ライブラリー/理想社全集)、
宇都宮訳(以文社)も参照します。
といってもいちいちすべては見ません。
比較もしません。あくまで、ドイツ語の正確な(カントに即した)理解をするために用いるということです。
ドイツ語版テキストは、FELIX MEINERのPHILOSOPHISCHE BIBLIOTHEK を用います。
哲学 科学 思想 研究 形而上学
*******最新のコミュニティ解説文*******
2009/10/12 (月)、このコミュニティが管理人不在状態になっていたため、新たに立候補しました。
よろしくお願いします。
就任に伴ない、コミュニティ名称やトップ画像・コミュニティ説明文・管理権限行使内容などを少し改変いたします。
改変前の内容は自己紹介トピックに収録。
2代管理人 w a r m a r t
(almost of pasted picture:w a r m a r t;ID1098147)
Nice to meet you
http://
passw●rkers
http://