ロビーニョ(小さなロブソンの意)ことロブソン・デ・ソウザ☆
1984/1/25生まれのサンビセンテ(サンパウロ)出身。
172cmの小柄でいて細身という恵まれない身体だが、圧倒的スピードを活かしたドリブルと天性の得点能力を持ち合わせ、ブラジル国内で最も将来を嘱望される選手の1人。武器であるドリブルは、あのデニウソンをも凌ぐと賞賛される。
1992年、地元サンビセンテのフットサルチームに加入、狭いスペースで相手を抜き去るテクニックを身に付けると1996年にサントスのフットサルチームを経てUー13チームへ加入、本格的にサッカーを始めるようになる。
その後、瞬く間に素晴らしい成長を遂げ、各カテゴリーの主力として活躍、2001年にはUー20サンパウロ州選手権にて得点王を獲得し翌年4月7日、リオ・サンパウロ州大会サンパウロ戦にてトップデビューを果たす。
その後、クラブの指揮官がレオンとなると若手主体のチーム作りを決行、言うまでもなくロビーニョは主力の1人に挙げられ、多くの出場機会を得るようになるとディエゴと共にチャンスメーカーとして抜群の存在感を示し、1968年以来となるブラジル全国選手権制覇に大きな役割を果たして見せた。
2003年4月30日に開催されたメキシコとの親善試合にて代表初召集、出場機会こそなかったが、同年ゴールドカップ7月13日メキシコ戦にて初キャップを刻む。
2004年にもブラジル全国選手権を制し、そのパフォーマンスが認められブラジルで最も権威のある専門誌「プラカール」の選定する年間最優秀選手にも選出された。
欧州移籍に際しては実母誘拐事件など不遇な経験を強いられたが、レアルマドリード加入後は「ペレと同等の能力を備える」との前評判以上のパフォーマンスとその愛くるしい笑顔で世界中のファンを魅了し続けている。
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サッカーに専心できる環境を得た真のセレソンは、今まさに究極の進化を遂げている◎