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瑞浪ラプソディー

瑞浪ラプソディー

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詳細 2019年5月25日 21:15更新

鎌仲監督の映画『六ヶ所村ラプソディー』に共感して、コミュニティ名に「瑞浪ラプソディー」と付けました。
まずは知ることからを前提として進めていきたいと思います!


◆瑞浪超深地層研究所とは

日本の真ん中に位置する、岐阜県東濃地域。
瑞浪市の超深地層研究所は、隣の土岐市にもまたがる「東濃地科学センター」の一施設。
まだまだご存知ではない方も多いのではないでしょうか?
身近なくせに目に見えにくいところで進められている現実を知りたいと思い、何の準備もしておりませんが早急な課題として「深地層処分」に関するコミュを立ち上げました...


私たちが豊かな生活(?)のため原子力エネルギーに頼る以上、そのわずかな便利さとの引き換えに増え続けるゴミがあります。
原子力発電所からは、年間1000トン以上もの使用済み燃料棒が出てきます。
それが、核のゴミといわれる高レベル放射性廃棄物です。
このとてつもなく危険な核のゴミを、資源化したり処分しようというのはご存知のことと思います。

資源化については、六ヶ所再処理工場が現在すでにアクティブ試験中。
年内(2007年)の本格稼動に向けて動いています。

しかし再処理された危険極まりないプルトニウムは、高速増殖炉で使う目処などまったく立っておらず、実は貯まる一方なのです。
そこで現在の軽水炉に燃料として混ぜて消費する「プルサーマル計画」をしようというのが、いずれ来るといわれる東海地震の震源地の真上にある浜岡原発です。

処分については、四国の東洋町における最終処分場誘致が白紙撤回となったばかり。
しかしいつの時代どこの土地でも、地元住民が賛成派と反対派に2分するという問題が後を絶ちません。
過疎化で悩む地方自治体にその矛先が変るだけで、平成40年代後半を目途に最終処分の開始を目指して立地調査が進められています。

いずれにしても全国各地の原発内で処理しきれなくなった核のゴミは、再処理と最終処分のため日本全国を高速道路で行ったり来たり絶え間なく移動の旅を続けことになっています...


ここでいう最終処分とは地層処分のことです。
世界中のどこにも高レベル放射性廃棄物を地層処分した国にはありません。
そんな中で日本では安全といわんばかりに、人知れず進められているのが地層処分研究開発です。
高レベル放射性廃棄物は安定な形態に固化した後、30年間から50年間程度冷却のための貯蔵を行い、その後、地下の深い地層中に処分するというもの。

現在、研究施設は岐阜県東濃の「瑞浪超深地層研究所」と北海道の「幌延深地層研究センター」の2ヶ所。
同様の施設が2ヶ所必要な理由は、東濃が淡水の地下水が含まれる花こう岩、幌延(ほろべつ)が塩分が含まれている堆積岩で、条件の異なる日本の代表的地層の比較対象となるため。
両施設とも建設推進派、反対派が論争を繰り広げた経緯があり、研究完成までに数百億の巨費が投じられる。
瑞浪では2009年には地下1000メートルまで、幌延では2010年度までに地下500メートルまで竪坑を掘削予定。

東濃地科学センター(岐阜県土岐市)
http://www.jaea.go.jp/04/tono/index.htm
幌延深地層研究センター(北海道天塩郡幌延町)
http://www.jaea.go.jp/04/horonobe/index.html

※関連施設:
核融合科学研究所(岐阜県土岐市)
http://www.nifs.ac.jp/index-j.html


最後に瑞浪を含めた東濃という土地柄について触れておくと、日本で最大のウラン鉱床である東濃鉱山(旧ウラン鉱山)があるということです。
以前はウラン採掘がされていたため、早くから土地が買収されていたようです。
現在は閉山していますが、もし海外の安い資源が調達できなくなれば、いつかウラン鉱山として復活するかもしれません。

この東濃でもウランが採れることを含め、ウランや基礎知識について「東濃地科学センター」が作った以下のページでわかりやすく説明してます。

モグラ博士の地下研究室 - トップ>ウランのへや
http://www.jaea.go.jp/04/tono/kenkyusitu/web/index.html


※参考ホームページ:
エネルギー最新事情 中部圏 関連施設 視察記(下)
http://www.tokachi.co.jp/kachi/jour/04energie/2.html
放射性廃棄物
http://www.s-yamaga.jp/kankyo/kankyo-genpatsu-6.htm
環境と原子力の話
http://homepage3.nifty.com/ksueda/index.html
放射性廃棄物のHP
http://www.enecho.meti.go.jp/rw/
e-原子力
http://www.enecho.meti.go.jp/e-ene/index.html





施設側は「放射性廃棄物を持ち込まない」という「核抜き」を条件で、瑞浪市から敷地を20年間借りている。
それでも依然として、地域住民から「将来的に処分地となるのではないか」という不安は根強い。
20年後はいったいどうなるのか?
もしかしてこのまま放っておいたら、名古屋からほんの40分の東濃が核のゴミ捨て場になる可能性すらあるのです!

とりあえずこのコミュでは、特にこの「瑞浪超深地層研究所」についての情報収集と意見交換を進めていきたいと思います。
東濃周辺に住む私としても、安全が前提だからか普段の生活の中から問題視する声がなかなか聞こえてこない。
かくいう私も、この施設に興味を持ったのはまだまだ最近のこと。
私自身まだ現地に足を運んでおりませんので、情報提供できるほどの知識を有しておりません。
ということで反対とか賛成以前のレベルです。
しかし内心では、実はかなりやばい事になっているのではないかと不安が先行しております。
普段の生活から考えさせられることが多いですが、この問題については放っておけないので、ぜひ皆さんの声をお聞かせください!

もうすでに見学に行かれた方、地元住民の方、周辺での状況をご存知の方からの情報をお待ちしております。
そして、みなさんと一緒にこれから勉強していきたいと思います...


★おすすめホームページ:
れんげ通信(市民ネット・岐阜)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~renge/
れんげ通信ブログ版
http://rengetushin.at.webry.info/
埋めてはいけない!核のゴミ実行委員会みずなみ
http://www9.ocn.ne.jp/~kamado/index.html
核のごみキャンペーン・中部
http://nukewaste.net/





▼飛騨*美濃*尾張∞火と水の調和
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3180326


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2007年6月5日

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