理学療法の分野において、色々な情報を集めて、整理して、再発信するということを考えています。
こういう患者さんにはどういうアプローチをしたらいいんだろう?
こんな症例診たことありますか?
こんなテクニック使えますよ。
などなど、あげたらきりがないですが…。
とにかくリハビリについて、情報交換および交流しましょう。
「王道」とは正攻法の基本のことですが、安易な方法、近道、といった意味合いで使われることもあります。
地図を持たないで目的地に行くのと、地図を見ながら最短距離を探して行くのとでは、どちらが早いか明らかだと思います。
誰でも苦労しないで、知識や技術を身につけたいと思います。しかし様々の経験をつんで、努力して、自分でつかみ取っていくしかないことも知っています。それを安直に得ようとすれば、その場はしのげてもいつか同じような問題にぶち当たってしまうことでしょう。
しっかりと身についていない知識や技術で物事に対処するのは不安で、失敗すれば自信をなくしてしまうこともあるかもしれません。学問に「王道」はなくても、理学療法士にとって知識や技術は、すぐにでも欲しいものなのです。
ここで冒頭にも書きましたが、「王道」とは正攻法の基本のことなのです。この「正攻法の基本」こそがよりよい臨床家になるための地図帳ではないでしょうか。
私たちはこの「王道」を極めたいと思っています。一人一人の力は小さくても、知恵を持ち寄り、技術を伝え合い、知識を共有し、閉ざされたこの業界に新しい風を吹かせたいのです。学生、臨床家、業種の枠を超えた交流により、もっともっと前に進んでいきませんか。
ある人の家族が突然の事故で入院し、リハビリを受けないといけなくなったときに…。
「どこの病院のリハビリがいいのだろう?」
PTを目指している学生が、実習中に調べものをしているときに…。
「評価・治療に関する情報がたくさんあるサイトってないかなぁ?」
臨床に出てがんばっているPTが、治療方針で迷ったとき…。
「もっといい治療法はないのかなぁ?自分がしていることは正しいのかなぁ?」
『理学療法、理学療法士に関する情報を集めて、まとめて、整理したものを再び発信する』
一言でいうとシンプルなことなのですが、これを実現するにはかなりの情報量が必要です。そして、その情報はいい加減なものであってはなりません。
私たちは理学療法の世界において、自分たちだけが理解する、実践するのではなくて、知識を共有し、技術を伝え合い、価値観を創造していきたいと考えています。
批判も賛同も、全てが大切な情報です。
そこでまず私たちは、勉強会を通じて自分たちの持っている情報を発信します。
これは講師が理学療法士として経験してきたことをもとに、評価の仕方や治療の手技など具体的な方法を開示します。
そこには、さまざまなエラーがあるかもしれません。もちろん、その時、その時の最善の手を尽くしてきているはずです。しかし、エラーをも開示し、さまざまな意見をいただきたいと思っています。
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