Political Psychology

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詳細 2019年6月7日 17:46更新: 政治心理学(Political Psychology)って日本ではまだ
浸透していない分野のようでｺﾐｭがなかったんで
作ってみました。

政治心理学とは社会心理学のブランチの一つなので
基本的には“人と人が社会という場で関わっていく
上での心理作用、そこでの行動の原理を解明しよう”
というものが根底にありますが、これに政治学という
一見全く違う分野の学問を取り入れることにより
人間の個（micro）のレベルでの心理プロセスと、
社会問題、政治、国際情勢というmacroレベルでの
人間行動プロセスの総合を、科学的にやっていく
ような学問を目指します。早い話が人（個人）が
社会、政治機構に作用し、また作用される相互関係
を科学的に解明していく学問です。

“政治という世界での理論や策略を理解する為には
まず、心理学という分野を抑えないといけない”
（Wallas, 1928) という見解もあり、ここ最近では
この二つの異なる分野の相互関係をもっと理解し
人間社会の向上に役立てようではないか、みたいな
感じで心理学会でも注目を集めてきています。
（ジョン [John Jost] の一途な心と情熱が形になって
きたんですね。ﾏｼﾞMad Respectです, forerunners
には…泣）

政治心理学の主なる試みは、個人のパーソナリティ
や精神態度という“個”の世界と、機構や組織での
行動学と社会構成という“団体”の世界を結び付けて、
一つの流れとして考察していくことにあります。
でも政治心理学は何も、政治学と心理学での専門分野
に限られた学問ではなく、international relations,
anthropology, sociology, organizational behavior,
economics, history, & philosophy 等の多彩なる分野
からの知識、方法論などを参照した異分野提携の
リサーチエリアです。

主な研究トピックは　“パーソナリティと政治意識”
“投票心理”　“リーダーシップ”　“メディアが
及ぼす心的影響”　“大衆心理”　“イデオロギーと
世論”　“正義”　“意思決定プロセス”　“差別と
偏見”　“グループ間での行動関係”　“悪”
“バイオレンス”　“テロリズム”　“革命”
“コンフリクト”　等があります。

つまり、ここは社会問題、それに纏わる心理的
プロセス、人と人が社会という場で関わる上での
認知機能、潜在意識下での心理作用、そして行動規則、
等を政治レベルで思索していき、複雑な人間社会での
心理的プロセスの影響を一緒に勉強しましょう！
って場所です。私もまだまだ初心者なんで、これから
一緒に勉強していきましょう！　
少しでも興味があれば、お気軽に参加下さい♪

Keywords：
心理学　政治学　社会心理学　社会学　哲学　国際関係
グループ心理　社会認知　歴史　John Jost, Philip
Tetlock, Philip Converse, Jim Sidanius, Felicia
Pratto, Henri Tajfel, John Turner, Roger Brown,
Bob Altemeyer, Mahzarin Banaji, Gordon Allport,
Lawrence Bobo, David Sears, John Darley,　Wilhelm
Reich, Erich Fromm, Graham Wallas, Harold Lasswell

関連ﾘﾝｸ↓

John Jost
http://www.psych.nyu.edu/jost/

The International Society of Political Psychology
http://ispp.org/

Association for Psychological Science
http://www.psychologicalscience.org/

American Psychological Association
http://www.apa.org/

Social Psychology Network
http://www.socialpsychology.org/