日常生活の全てのしがらみを捨て、完璧な波、誰もいな いスポットを求めて旅をする・・・ そんなサーファ ーなら誰もがあこがれる生活をフィルムの中に生き生き と描いた“シエスタ・アンド・オラス”は、メキシコを舞台にした90日間のサーフトリップ ・ムービーである。
「シエスタ&オラス」は「昼寝と波」という意味。(メキシコは暑さのあまり昼寝をする習慣があるらしく、そんな場面も登場する。)サーフトリップ・ドキュメンタリー映画といわれるとピンとこないが、50年代風のサーフムービーといった感じで、本当に97年に上映されたものなのかと思うほど、良い雰囲気を出している。登場するのはトム・ウェグナー、ジョシュ・ファブロウ、マーク・キャバナーの3人で、彼等がメキシコのいろいろなポイントを良い波を求めて車で旅をするという話。後半にはメキシカンパイプラインと呼ばれるプエルトエスコンディードでジョエル・チューダーが参加。最高のチューブライドを披露してくれる。この映画は特にテクニックが凄いとかではなく、本当に探し当てた誰もいない場所で、最高な波乗を楽しむという、究極のサーフトリップを満喫する彼等のスタイルにシビレル。エンドレスサマー等の自分達の手の届かないサーフトリップではなく、等身大の旅のお手本となる映画だ。
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