FIELDS OF THE NEPHILIM

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詳細 2024年1月4日 23:25更新: デビュー時は、シスターズの亜流とかギャグだとか言われましたが MOON CHILD.BLUE WATER.FOR HER LIGHT.LOVE UNDER WILLなど飛躍的に名曲をリリース。
現在もCARL McCOYはFIELDS OF THE NEPHILIM名義で活動している。
トピックご自由に

◆MENBER
CARL McCOY:VOCAL
PETER YATES:GUITAR
PAUL WRIGHT:GUITAR
TONY PETTITT:BASS
NOD WRIGHT:PERCUSSION
PAUL CHOUSINER:KEYBOARDS

【Burning The Fields EP（’85）】
　初期はSisters Of Mercyフォロワーとしてウエスタン・シスターズとの異名を取ったバンドの4曲入りデビュー・シングル。Carl McCoyのデス声を超えたアクの強い歌声に思わず笑いも洩れたのだが、“Back In Gehenna”をはじめとするバックの力強さと勢い、そして哀愁を加味した演奏力はまだ少し荒かったものの、後に“Moonchild”などの名曲連発を予感させる記念すべき作品である。実際彼らが輝きを放ったのは、演奏がメランコリックだった第一期に限られると思う。

【The Nephilim（’88）】
　86年リリースのファースト・アルバム“Dawn Razor”には“Power”、“Precher Man”、“Blue Water”と3枚の踊れる代表的シングルが収録されていて本作と甲乙付けがたい出来だが、アルバム全体の完成度と、なにより名曲シングル“Moonchild”収録されていて、単なるシスターズ・フォロワーから完全に抜け出し突き抜けたというイメージが強い、このアルバムがベストであろう。収録曲“Chord Of Souls”や“Love Under Willなどの構成力と質の高さは孤高の域に。この後の“Psychonaut”や泣きの名曲“For Her Light”などのシングルをリリースして、91年まで活動した彼らの第一期での個性がもっとも発揮された時期のアルバムである。哀愁のネオ・サイケデリックなアルペジオ調ギターとタイトなリズム隊に、Carl McCoyのアクの強いヴォーカルが絡むという他にはないメランコリックな退廃美を奏でていて、再結成以降のカール個人ユニットのようにメタル化し、現在も活動するバンドのそれとは明らかに違う。ヴォーカリストが違っていたらもっと売れていたかもしれないと思わせる位にオリジナル・メンバーの演奏力とセンスは本当に素晴らしい。もちろん、カールと演奏の対比があったからこそ、今日まで記憶に残るバンドなのではあるのだが。

【Revelations（’93）】
　“Burning The Fields EP”と“Summerland”以外の彼らの91年までの第一期活動での主要シングル“Power”、“Moonchild”、“Preacher Man”、“Blue Water”などと、オリジナル・アルバム収録の重要曲“Chord Of Souls”や“Love Under Will”、さらに“Dawnrazor”の解散ライヴ録音などを加えた全12曲入りベスト盤。本作に“Burning The Fields EP”の内容などを収めたコンピレーション・アルバム“From Gehenna To Here”の2枚を揃えれば、91年までの彼らの足跡は、ほぼパーフェクトに押さえる事ができるだろう。

◆オフィシャル
http://www.fields-of-the-nephilim.com/

◆動画100本まとめ集
http://mickey.tv/r/?key=Fields+of+the+Nephilim

◆検索
SAINT OF EDEN.GOTHIC.DAWN RAZOR.ネッフィリム.カールマッコイ.ゴス.ウエスタン.暗黒.ダークサイケデリック.PSYCHEDELIC.NEFILIM.RUBICON.80's.BEGGARS BANQUET.SITUATION TWO