ベン シャーン、アーサー ビナードの絵本
「ここが家だ」-ベン・シャーンの第五福竜丸-
まえからうわさはながれていた。
アメリカが水爆という爆弾をつくって、それをどこか南の島でためすかもしれないと。
マーシャル諸島のビキニ環礁で、3月1日夜あけまえに爆発させたのだ。
広島で14万人をころした原爆より、1千倍も大きい爆弾だ。
リトアニア生まれのアメリカ美術の巨匠と、アメリカ生まれの日本語詩人が、歴史の流れを変えた日本の漁師23人といっしょに乗り組んで、海に出る。
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米国の国民的な画家ベン・シャーンの『石に刻む線』と、
詩人アーサー・ビナードの温かく力強い言葉が、
第五福竜丸を通して、反原水爆を訴えます。
子供から大人まで。読んで考え、語り合って下さい。
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2006年9月出版
Ben Shahn,Arthur Binard
1960年ベン・シャーン62歳。漁船「第五福竜丸」が、1954年3月1日ビキニ環礁でのアメリカ水爆実験により被爆した事件をテーマに「ラッキー・ドラゴン・シリーズ」を描きます。アジアやオセアニアを旅行、日本も訪れました。
困ったときには