各都市と各都市との間で走る、都市間高速バスに、2000年のバス業界の規制緩和による、運賃を大幅に値下げした「激安定期ツアーバス」が参入し、「高速バス」とシェア争いが激化している。
一方、「高速バス」の格安競争の裏側で、規制緩和によって参入したバス会社を傘下におさめる旅行会社の、下請けのバス会社は、大手バス会社の中古バスを購入し、少ない人員での過酷長時間勤務による、乗務員の過酷過労、旅行会社から示される安いバスチャーター料の注文に強いられて公示運賃を無視し違法運行しているのが現状。
たとえ、公示運賃以下で運行していても、法的には罰せられない現状。
2007年2月18日。
そんな、激化する高速バス競争から運転手不足による長時間勤務の過労運転が、27人が死傷した、「あずみ野観光バス」のスキーバス大阪モノレール橋脚衝突事故を招いた。
2005年には、労働基準法などに違反しているとしてとして、行政指導を受けたバス会社が全国で85社にのぼったと報じられ、今年の国交省の監査では、全体の8割のバス会社が、違反してる結果が出た。
部品が破損しても、自動車メーカーには出さずに、昼間の間にバス会社で壊れた部品を直し、夜の運行に間に合わせるという現状。
法定点検も無視したこんな無茶苦茶な事があっていいんでしょうか?安く目的地に着けるのは利用者にはうれしいが、安全が何も重視されていない。ただ「事故らずに走ればいい。」という考えは、誰も望んでいない。
もう、あんな事故は起こしてほしくない。
と、言ってた矢先、2件目の事故が発生してしまいました…
2007年10月15日深夜、
東名上り線で、「タイセイ観光」バスが、前方のトラックに衝突。
22人が重軽傷の事故が発生。
規制緩和による無茶苦茶な激安ツアー高速バスの現状。
こんな事故と隣り合わせで危険運行されているバスが1台でも無くなるように賛同していただける方、参加お願いします。
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※最終更新日 2008/09/24