有馬礼子先生に、これまで作曲、ソルフェージュ、楽典、和声など、習ったことのある方、先生の作曲される曲が好きな方、先生の人柄が大好きな方、ぜひ入ってください♪♪
有馬礼子(1933/05/05東京)師.下総皖一/池内友次郎
有馬礼子は1933(昭和8)年5月5日、東京中野区に生まれたが、まもなく家族と共に満州
(現在の中国東北部)に移り、奉天(現在の瀋陽)で12歳まで住んだ。終戦後の1946年には死線を
越えて帰国した。作曲家への興味は高校3年の時、それまで所属していた演劇部が、ラジオ東京の
学生演劇コンクールに入賞し、彼女のつけた音楽が評価されたことからだという。
その後、東京芸術大学に入学し、池内友次郎や下総皖一に学ぶ。卒業後は1961年から東京音楽大学に勤務するが、
そのかたわら映画、ラジオ、テレビ、レコードなどで作編曲の仕事をする。
しかし、1967年以降はそれらと訣別する。
「つくらされる音楽からつくる音楽への転身」「絶対書きたくない音楽は、劇伴、コマーシャル、編曲、流行歌」
「出来る限り、他人に解かり易く、しかも端的で的確にものを表現したい」と彼女は言う。
現在、東京音楽大学の作曲科にて後進の指導にあたっているが、「人にものを教える事は大好き」、
と教育への意欲も語っている。
主要作品
曲.
ピアノスケッチ集《子どもの庭》(1966)ピアノスケッチ集《風のダンス》(1970)
ピアノ独奏曲《失われたものへの三章》(1970)女性合唱曲集《愛のメモリアル》(1974)
連弾曲集《ふたりのメルヘン》(1975)オルガン曲《みやび》(1977)
ギターオーケストラのための《波の讃歌》(1982)ギターオーケストラのための《風と花と》(1983)
クラヴサンのための《小組曲》
《交響詩“宮古”》(宮古シンフォニーオーケストラの為の)《夜明けのロンド》《秋の日の》
《弦楽四重奏曲5楽章沖縄にて》《ギター合奏曲用「散華]》《ファンファーレ》《ゆれる炎》《うず潮》
困ったときには