所在地:
石川県金沢市尾山町11-1
アクセス:
JR「金沢駅」からバス約5分「南町」下車、徒歩5分
概要:
加賀藩祖・前田利家公と正室・お松の方を祀る神社。
ステンドグラスが美しい。
重要文化財 昭和25年8日29日指定
慶長4年(1599)に加賀藩初代藩主前田利家を合祀して創建された卯辰八幡宮を、明治6年(1873)に卯辰山から現在地に移し、尾山神社とした。
神門は、明治8年(1875)11月25日に竣工したもので、当時の金沢総区長であった長谷川準也と大塚志良兄弟などが発起人となって提唱し、設計及び造営工長に津田吉之助があたった。和漢洋の三洋式の折衷様式とも見える異様な形で、竜宮城を思わせるといわれ、石積みのアーチなどは、当時大いに新風を誇ったものであったろうが、一方では文明開化の西洋かぶれともいわれた。しかし長谷川準也の趣意書によれば、ことさらに珍奇をめざしたものではなく、強いて伝統を踏襲せず、堅固をめざしたものであるという。
初層の3連アーチの骨組は、完全な木造で、日本建築の技法でできている。3層目は、4方に5色のギヤマンを嵌め、ここに灯をともして金石近海を通る船に灯台の役目をしたという。避雷針の先までの高さは約25メートルある。
(昭和60年「石川県の文化財」より)
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