(医師の社会的責任と経営)
「治療をすること」「治療しないで済むこと」どちらも大切です。
あなたは歯科医療の目的をどのように考えておられますか。来院者の本当の望みは何だと思いますか。
· 現状より悪くならないために。
· より快適な生活をするために。
· 究極は健康な歯で生涯を過ごすために。
あなたの医院に通うことで、それが手に入りますか。現実に、定期的に患者は継続して来院して来られますか。
患者があなたの医院と生涯かかわり続けるためには、歯科医院として、するべきこと、できることは何だと考えていますか。患者のニーズを的確に把握し、患者やスタッフのストレスをできる限り少なくすることだと、私は考えています。
日々、治療に明け暮れておられる歯科医師のかたに、少し立ち止まっていただき、実施していることの目的や効果性を見直し、歯科医療の原点に立ち返り検討する。そんな時間を共有しませんか。
このコミュニティーは医療の原点とは何か、それを追求することで、経営は成り立つのか、そんなことを話し合える場にしたいと考えています。
私自身は、建設関連、外食関連、教育(自己啓発)や企業訓練などのの業界で、経営やコンサルテーションを実施して来ました。
鬼っ子診療所を通じて、代替医療のサポートをしておりましたが、6年前から歯科医療に関わり、実際の歯科医療の現場に立ち、歯科医師の常識が、いかに生活者の常識と乖離したものであるかを実感しました。
昨今、他業種の手法が持ち込まれ、それに翻弄される歯科医師を見て、歯科医療の将来に不安を禁じえません。
「医は仁術である」もはやそれは死語でしょうか。
是非、心ある歯科医師の参加をお待ちします。大いに議論しましょう。
困ったときには