ネットワークやその周辺に接続されている機器が、日々の仕事や生活にとって欠かせない存在になればなるほど、それを構成する各機器の管理はますます重要になってくる。
しかし、Webサーバのように24時間365日黙って動き続けているものについては、ついほったらかしてしまいがちである。
またネットワークに接続する機器やコンピュータが増えると一台一台管理していくことが大変であるし、原因すらすぐに特定することが難しい。
障害が顕在化してはじめて対処されることも多いかと思われるが、障害を未然に察知し、異常があれば管理者にすぐに知らせるためのツールが必要である。
そこでその中の一つとしてフリーのソフトのネットワーク監視ツール「Nagios」を使ってみるのも良いかと思われる。
フリーのソフトなので当然サポートは期待できないが、英語のマニュアルと格闘しながらネットワークとサーバーの監視の設定をするだけの価値がある。
snmpサーバーから吐き出すMIB情報からsmtpサーバー,
POP3,loard averageやメモリのスワップなど、ある値を
超えるとwarrningやcriticalで管理者に知らせてくれる。