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男の美学・ダンディズム

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詳細 2024年5月16日 17:45更新

歴史的にみるとダンディは、とりわけ18世紀後半から19世紀の英国において、中産階級の出自であるにもかかわらず、貴族的な生活様式を模倣しようとしばしば努めた。それゆえダンディは、一種のスノッブであり、またある意味においては、平等主義の原則に対して非政治的に抗議しているとも見なしうる。ダンディズムはしばしば懐古趣味から、「完璧なるジェントルマン」すなわち生まれつきの貴族を理想に、封建的な価値観ないしは工業化以前の価値観にしがみ付くこともあった。

ダンディズムの実践は、フランス革命の時代である1790年代に、ロンドンとパリにおいて初めて登場した。ダンディは懐疑主義的な物腰を洗練させ、ダンディではなかった作家のジョージ・メレディスさえ、シニシズム(皮肉・冷笑・軽蔑)を「知性のダンディズム」と呼ぶほどまでになった。もっと慇懃な見方をする者もいた。たとえばトマス・カーライルは、自著『衣服哲学 Sartor Resartus 』において、ダンディはただの「服を着た男」でしかないと記している。


シャルル・ボードレールはダンディについて、美学を生きた宗教へと高める者のことだと定義し、自分の存在のみが中産階級の分別ある市民を嘲るものだと見なしていた。曰く、

「ダンディズムはある点において、霊性と禁欲主義に近い。」
「ダンディという存在は、各人の内なる美という概念の洗練や、自らの情熱の充足や、感情や思考……のあり方に他ならない。多くの無思慮な連中が信じているらしいこととは反対に、ダンディズムは、衣装や身体の優雅さに無上の喜びを覚えることをいう。完全なるダンディにとってこれらの事柄は、精神の貴族的な卓越性の象徴にすぎないのである。」

ここでは、男のダンディズムやその美学について語り合おう。ダンディズムは社会の変化に寄り添うように変容する。

ぜひお気軽に話をもりあげよう。

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開設日
2007年2月23日

6329日間運営

カテゴリ
学問、研究
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