地球が誕生したのが、約46億年前。
生命が誕生したのが、約38億年前。
水中で栄えた生物が陸上に上がれたのが、たった数億年前。
そして、ほんの数万年前に地上に姿を現した、人間という生物。
現在65億もの人口を誇る私たち人間は、ここ100年程の間に地球に対して強烈なダメージを与えてきました。
地球の歴史46億年を1年とすると、地球が壊れ始めたのはほんの1秒前です。
この1秒間の間に私たちは深刻な悪影響を与えてしまったのです。
ではあと1秒後の約100年後の未来が想像できますか。
あと100年後…つまり22世紀以降の地球。
そこには決してユートピアなんかはないのです。
私たちは知らなければなりません。
今この時が地球史に残る最も物質的に豊かな時なのです。
あの石油が枯渇しようとしています。
そして金属の枯渇も間もなくです。
ガソリンもプラスティックも化学繊維もアスファルトも間もなくなくなります。
そして、金属製品は還元は可能ですが、再生には大変なコストがかかり貴重品となることでしょう。
ゴミ問題も深刻です。不燃ゴミの埋め立てる場所がなくなりつつあり、急きょリサイクル法を制定しました。
しかし現実には100%のリサイクルなどありえないのです。
地球温暖化の問題も深刻です。
砂漠化・森林の減少など、地球のダメージは相当なものです。
数年前に世界中の学者が集まり、地球は再生できるかの問いに対して出した答えは、“NO!”でした。
地球の1秒後、つまり約100年後は、地球は死の星となっているかもしれません。
これから生まれくる子ども達のために、
私たちはいったい何をしてあげられるのでしょうか・・・・・