ラウル・クタール/Raoul Coutard:撮影監督
1924年9月16日パリ生まれ。59年、当時まだ無名のジャン=リュック・ゴダールと出逢い、『勝手にしやがれ』での斬新なカメラワークが生まれる。それ以後、ゴダールとトリュフォー、ドゥミの作品を一手に手掛け、ヌーヴェルヴァーグを代表するキャメラマンとして世界的に知られるようになる。70年には、監督業にも進出し、処女長編「Hoa- Binh」でジャン・ヴィゴ賞を受賞する。フィリップ・ガレルとは、『愛の誕生』以来、本作で3作目のコラボレーションとなり、モノクロ、シネマスコープで、その素晴らしい撮影技術を堪能させてくれる。
1959: 『勝手にしやがれ』
(ジャン=リュック・ゴダール)
1960: 『ピアニストを撃て』
(フランソワ・トリュフォー)
1960: 『小さな兵隊』
(ジャン=リュック・ゴダール)
1961: 『女は女である』
(ジャン=リュック・ゴダール)
1961: 『突然炎のごとく』
(フランソワ・トリュフォー)
1961: 『ローラ』
(ジャック・ドゥミ)
1962: 「二十歳の恋・フランス編」
(フランソワ・トリュフォー)
1962: 『女と男のいる舗道』
(ジャン=リュック・ゴダール)
1963: 『カラビニエ』
(ジャン=リュック・ゴダール)
1963: 『軽蔑』
(ジャン=リュック・ゴダール)
1964: 『恋人のいる時間』
(ジャン=リュック・ゴダール)
1964: 『柔らかい肌』
(フランソワ・トリュフォー)
1964: 『はなればなれに』
(ジャン=リュック・ゴダール)
1965: 『気狂いピエロ』
(ジャン=リュック・ゴダール)
1965: 『アルファヴィル』
(ジャン=リュック・ゴダール)
1965: 『メイド・イン・USA』
(ジャン=リュック・ゴダール)
1966: 『彼女について私が知っている二、三の事柄』(ジャン=リュック・ゴダール)
1966: 『中国女』
(ジャン=リュック・ゴダール)
1967: 『ウイーク・エンド』
(ジャン=リュック・ゴダール)
1967: 『黒衣の花嫁』
(フランソワ・トリュフォー)
1970: 「Hoa-Binh」
(ラウル・クタール)*監督作品
1981: 『パッション』
(ジャン=リュック・ゴダール)
1983: 『カルメンという名の女』
(ジャン=リュック・ゴダール)
1986: 『マックス・モン・アムール』
(大島渚)
1990: 『厚化粧の女』
(ジョゼ・ピネイロ)
1993: 『愛の誕生』
(フィリップ・ガレル)
1995: (フィリップ・ガレル)
2001: 『白と黒の恋人たち』
(フィリップ・ガレル)
以上、ビターズ・エンドサイトより