歴史
窒素は、かつて物が燃える元と考えられていた
燃素の研究の過程で発見されたもので、
最初に単体分離を行った者の特定は困難である。
1772年、ダニエル・ラザフォードが窒素を単体分離し、その中に生物を入れると窒息して死んでしまうことからnoxious air(有毒空気)と命名した
(日本語の「窒素」はこのことに因むものである)。
ほぼ同じ時期にカール・ヴィルヘルム・シェーレと
ヘンリー・キャベンディッシュも単体分離したと
言われており、シェーレは酸素を「火の空気」、
窒素を「駄目な空気」と命名した。
窒素が元素であることを発見したのは
フランスのアントワーヌ・ラヴォアジエで、
フランス語で「生きられないもの」という意味の
"azote"と命名した。窒素の英語名Nitrogenは、
ギリシア語のNitron(硝石の意)とgennen(あるいはgenes、「作る」の意)に由来している。
近年の需要に対応して、2005年に日本工業規格(JIS K 1107)に規定の純度が高められた。
(フリー百科事典 Wikipediaより抜粋)
なんと有毒、駄目と言われながらも懸命に生きるN
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