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佐藤幹夫

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詳細 2017年3月20日 23:08更新

佐藤幹夫先生を尊敬する人のコミュ。

佐藤 幹夫(さとう みきお、男性、1928年4月18日 - )は、日本の数学者で佐藤超関数、概均質ベクトル空間、D加群の創始者。阪大教授を経て京都大学数理解析研究所名誉教授。東京大学理学部数学科で弥永昌吉に師事した後、一時期高校教師を務めるなど異色の経歴を持つ。ノーベル物理学賞受賞の物理学者朝永振一郎に学んだこともある。

超関数を相対コホモロジー類としてとらえ、代数解析学を生み出した。超関数の理論としては既にローラン・シュワルツによるものがあったが、佐藤は解析関数の境界値の差として超関数をとらえるという、まったく独自の視点から定式化しなおし、発展させた。ソリトンなど可積分系の研究、特に、ソリトン方程式のモジュライが無限次元グラスマン多様体になるという佐藤−佐藤の定理(夫人と共著)で有名。この定理は可積分微分方程式に対するガロア理論とみなすことができる。また、数論における佐藤・テイト予想や、ホロノミック量子場の理論でも知られる。

彼の弟子には柏原正樹、河合隆裕、三輪哲二、神保道夫らがおり、佐藤スクールと呼ばれることがある。

受賞歴
1976年 - 日本学士院日本学士院賞:超函数の理論とその応用
1997年 - スウェーデン王立アカデミーショック賞: 超関数の理論の創始に対して
2002-2003年 - ウルフ財団ウルフ賞数学部門:代数解析学の創始 (超関数とマイクロ関数、ホロノミック量子場の理論、ソリトン方程式の統一場理論)に対して


参考
『代数解析学と私』(数理科学講究録810、代数解析学と整数論、1992年)
『現代数学の広がり2 岩波講座 現代数学の基礎 34』(岩波書店 1997年)
『数学のたのしみ no.13 佐藤幹夫の数学』(1999年)

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参加メンバー 41人

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開設日
2006年12月16日

6359日間運営

カテゴリ
学問、研究
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