万年時計は、嘉永3(1850)年、田中久重が設計・製作した機械式和時計で1年365日の『日の出』、『日の入り』が一目でわかる時計、 今から150年以上も前に制作された江戸時代において当時の最新技術を結集させた時計。一回ゼンマイを巻けば1年間動作するという超時間動作できた時計でもある。
高性能で長い時間動作するから『万年』の『時計』という意味。
転じて、「万年平社員」とか「万年課長」とか定年など考えないで永年会社のためにひたすら尽くす人たちを言う言葉となった。
田中久重は現在の東芝の創業者。