モネは、ジヴェルニーの屋敷に隣接して日本風の庭園を造成し、そこに睡蓮を浮かべた池をしつらえた。
この水の世界で、彼は「睡蓮」の連作に没頭していく。朝から夕方まで、時とともに変化する池の様子、水面の反映と花の美しさを捉えようと試みたのである。連作中には岸の柳や太鼓橋などを配したものもあるが、彼の関心は、最後には池のみに集中した。本作品も、画面は完全に水面だけで覆われている。
花や水を描出する筆触や色彩は、初期の印象派主義的な手法とは異なり、表現主義的ともいえる激しさで、水面の神秘的なまでの美を伝えている。
クロード・モネ(Claude Monet)
1840年11月14日 - 1926年12月5日
印象派を代表するフランスの画家。「光の画家」の別称があり、時間や季節とともに移りゆく光と色彩の変化を生涯にわたり追求した画家。
あなたの好きな“睡蓮”は??
トピックは自由に立てていただいて結構です。