レタス”は、“ソウライブ”のギタリスト、エリック・クラズノーが中心になって'95年に結成されたジャズ・ソウル&ファンク・バンド。バンド名は「Let us=おれたちに演奏させろ!!」のもじりで、コンペティティブなクラブに集うミュージシャンがよく使う言葉。7人のメンバーの大半が、バークリー音大が主宰する'92年のサマー・キャンプで知り合った。その後バークリー音大の学生になり、ボストンのクラブを拠点に活動をスタート。'99年結成の“ソウライブ”より歴史は長い。メンバーが持ち寄ったジェイムス・ブラウンやハービー・ハンコックなどのコピーをプレイし、3本のカセット・テープを自主制作。ジャム・セッション風の激しさとしなやかさが受け、ボストンで話題のグループになった。しかし、クラズノーが“ソウライブ”を始めるのに前後し、ドラマーのアダム・ダイチが“アベレージ・ホワイト・バンド”に参加し、ベースのエリック・クームスがスタジオでも働き始めたことで、演奏活動が中断。3年余の充電期間を置くことになった。それがもう一度出会うのは、'01年1月のニューヨークでのこと。クラブ“ウェットランド”の恒例イベントに出演し、DJロジックやフレッド・ウェズリーらの人気者と共演。これを機に再結成の機運を高め、'02年にデビュー・アルバム『アウタ・ヒア』(東芝EMI)を発表した。それからは不定期ながら、ニューヨーク、シカゴ、ロサンジェルスなどで公演。ジャム・バンドのブームも追い風にして、「Let us=オレたちにやらせろ!!」の声を全米に届けてきた。
※ブルーノートのサイトより抜粋
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