カス・ダマト(Cus D'Amato、1908年1月17日 - 1985年11月4日)は、アメリカ合衆国出身のボクシングトレーナーです。
ピーカブー(Peekaboo、『いないいないばあ』の意)と呼ばれる独特の構えで防御を固め、頭を振って相手の懐に潜り込むというファイトスタイルやナンバーシステムなどの科学的練習法を多数考案し選手を育成しました。マイク・タイソンやフロイド・パターソン、ホセ・トーレスなど、ボクシング史に残る名チャンピオンを輩出。
生前はドン・キングを激しく嫌っており、タイソンに「絶対に組んではいけないプロモーターだ」と何度となく言い聞かせていたそうです。