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どこにでもいる普通の大学生、岸田智也(市原隼人)と佐藤あおい(上野樹里)。
その出会いは奇妙な縁だった。智也は、あおいの友達をストーカーのように追いかけまわしていたのだ。素直で、どこか憎めない智也を、あおいは自分が監督をする自主映画の制作に迎え入れる。
いつでもどこでも恋愛モードにスイッチオン!の智也。あおいは呆れながらも恋の行方を手助けし、智也もまた、あおいを信頼できる友達として頼っていた。二人の間に、恋とも友情ともつかない微妙な関係が育まれる。そして学生生活が終わりを告げる頃、佐藤あおい監督・脚本による1本の自主映画が完成した。
社会に出ると、あおいは映画監督を目指して留学を考え始める。夢と現実に揺れる日々。ある晩、久しぶりに再会した智也とあおい。あおいは智也に対する自分の気持ちを知り、そしてそれがどうにもならないことを知る。音をたてて崩れていく心。あおいは届かない思いから逃げ出そうと誓う。
あおいが渡米して、しばらく経ったある朝。
恋人に振り回されてぐったりした智也がふと空を見上げると、そこになんとも不思議な虹が浮かんでいた。
まっすぐな虹? 驚いた智也は携帯電話で撮影し、ヴォイス・メールを添えて、あおいに送った。虹の写真が海を渡っていく。しかしあおいからの返信は届かない。あおいはすでにこの世を去っていたのだ。
告別式の日、親しい仲間が集まってささやかな追悼上映会が開かれる‥‥。
智也にとってあおいとはどういう存在だったのか。
その答えは思いがけないカタチで智也に届く事になるのだった。
監督 熊澤尚人
原案 桜井亜美
キャスト 市原隼人、上野樹里、鈴木亜美
スタッフ 脚本:桜井亜美、齊藤美如、網野酸
プロデュース:岩井俊二
公式サイト http://
製作情報
クレジット 制作:ロックウェルアイズ
製作:「虹の女神」製作委員会
(アミューズソフトエンタテインメント、テレビ東京、東宝、幻冬舎、S・D・P、
スカパー・ウェルシンク、TOKYO FM、朝日新聞社、電通、ぴあ、スープレックス)
(C)2006「虹の女神」製作委員会
劇場 TOHOシネマズ六本木ヒルズほか(2006年10月28日公開)
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