「日本人第一号」のマイスター取得者。
東京ヴァイオリン製作学校を設立し、数々の国際ヴァイオリン製作コンクールの審査員を務めながら、数々の生徒を優秀な製作者に育て上げた。
日本ヴァイオリン界の巨匠。
知らなかった方、興味が出てきた方、学んでいた生徒や弟子、誰でも参加自由です。
■主な経歴
1927年 3月4日(旧)東京府荏原郡大井町立会川畔で生まれる。
1939年 旧姓獨協中学入学 55期生として卒業。
1947年 京都歌劇団オーケストラ入団。
1949年 新橋フロリダ・ダンスホール、米軍陸軍病
院 将校クラブ専属楽団等に所属。
1951年 バンドマンとして生活しながら、ヴァイオリン製作と修理を独学で学ぶ。
1956年 日本手工弦楽器製作者協会設立時(現在は日本弦楽器製作者協会)役員に専任され、1998年には名誉会員になる。
1962年 西ドイツ国立ヴァイオリン製作専門学校マイスター・クラス入学。
1963年 マイスター国家試験合格 日本人第一号のマイスターになる。
1964年 帰国。
1979年 東京ヴァイオリン製作学校創立。
1981年 ドイツ・ルイ シュポアー、ブルガリア各音楽コンクール・ヴァイオリン製作部門、ポーランド ヴィエ二アフスキー音楽コンクール、オブザーバーとして招待をうける。
1985〜93年 チェコスロヴァキア・オスカーネドヴァル・ヴィオラ製作コンクール審査員。
1986年より ポーランド・ヴィエニアフスキー・コンクール審査員、以後2001年まで常任審査員。
1987年より ブルガリア・コンクール常任審査員。
1990年より チャイコフスキー・コンクール常任審査員。
1999年 フランス・パリ ヴァイオリン製作コンクール審査員。
そして、
2002年 チャイコフスキー・コンクール審査員を最後に全てのコンクール審査員を辞退する。
同年同時に国際ヴァイオリン製作者協会会員を退会する。
■著作
ヴァイオリン ヤマハ 1966年 絶版
ヴァイオリン 岩波新書 1975年 絶版
ヴァイオリンを読む本 ヤマハ ミュージック メディア 1999年 現行
困ったときには