new release 『RHIZOME/SUN』
全国主要レコード店で好評発売中。
「地の音」「海の音」「山の音」それらすべての中心で、サンサンと光輝く太陽。
エンドレスに鳴り響く、生命力に満ち溢れたサードアルバム「SUN」
まぶたの裏に垣間見るファースト・サマー・オブ・・・(DEPAPEPE)
当時の岡山のサイケデリック・シーンの瞬間を切り取ったファーストアルバム「IDEALISM」リリース後、 3年の月日を経て、多くのリスナーに新たなるスタートを予感させたセカンドアルバム「UNDER THE RAINBOW」、
その結実とも言える渾身のニューアルバム「SUN」が到着。
前作からの情景的で柔らかなサウンドに加え、スムースな清涼感をプラスした今作はフューチャーされた同郷の個性派MC『iNUNOHANA』や女性シンガー『MAYUMI』が放つ、叙情的で等身大なメッセージと違和感なく調和して、水面に差し込む光のように、胸にすっと沁み入ってくる。
地元岡山でフィールド録音された山や海の音、それらを包み込むアコースティックギターのメロウな響きからなる、アウトドアをモチーフとしたサウンドスケープは、ここ最近の感覚に依ってバレアリックやチルアウトという言葉で形容されるかもしれない。しかし、ここではそんなジャンルとやらが示す、ステレオタイプなものとは明らかに違う、『RHIZOME』のヒューマンな心情が、彼独自の趣向によって、全身でアクティブに表現されている。
「地の音」「海の音」「山の音」それらすべての中心で、サンサンと光輝く太陽。
エンドレスに鳴り響く、生命力に満ち溢れたサードアルバム「SUN」
まぶたの裏に垣間見るファースト・サマー・オブ・・・
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『世界の出口への可能性』
人が認知する空間、それを「世界」と呼んでみる。
かつて人が歩き、目にする視界の領域だけ、世界は構築された。
森を切り開き、荒地を耕し縄張りにしていくたび、世界は成長した。
やがて人は穀物を育て始めた。獣を飼いならす事を覚えた。
ある人は道を造る事を考え、別の人は石油が燃える事に気がついた。
認知を共有する人々の都合が良いよう、世界は整えられ、急速に膨れ上がった。
そして、異なる世界同士が接触した瞬間、
小さな世界はより大きい世界へ暴力的に飲み込まれ、均一化された。
際限のない吸収合併を繰り返し、人間共通の巨大な認知として、世界は完成した。
構築された世界は今や、それ自体が巨大な罠だ。少しでも道を踏み外す者は、
グローバル化の名のもと、情け容赦なく隅へと追いやられ、不条理に裁かれる。
その不条理の感覚を肌で感じとった人々は、世界の出口を探し、認知の果てへ挑む。
あちこちに仕掛けられた罠を、必死に解読しようとする。
かつて異端と言われた人々がそうしたように。
世界の出口を探す試みは、様々な手法により各地で絶え間なく続けられる。
フロイトは意識の内側でそれを試み、ユングはその試みを、文化や伝承とリンクさせた。
ドーキンスをはじめ、プロトキンやブラックモアは文化や個人の再解釈を行おうとしている。
芸術・音楽でも数え切れない試みが続いているのは、勿論いうまでもない。
その試行錯誤は、過去から未来へと旅を続ける全ての人々にとって道標になることだろう。
「私達は不可能な宇宙に生まれた不可能な存在である」
レイ・ブラッドベリが残している言葉だ。
人間は過去にあった膨大な不可能性をすり抜け、やり過ごし存在してきた。
ならば、現在私達を取り囲む不可能性をも、うまく切り開いていけるのではないか。
言い換えれば世界の出口を見つける、という事になるだろうか。
未来への突破口たらんとする人々の試みは続く。
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