最初に、大切な約束です。
このコミュニティは男性限定です。
女性は、閲覧はしても、参加、発言はご遠慮ください。
(メンズ・ムーブメントを支援して頂ける女性の方は、別にコミュニティを作成してください。)
ウーマンリブ、フェミニズムに対応する「男性性解放運動」です。
現代社会に生きる我々は、大人の男との接点を断たれています。
メンズムーブメントは、さまざまな年代の男性たちが、
お互いに正直に語り合い、助け合うことを目的としたものです。
まず、簡単な質問をします。
「あなたは男として幸せですか?
それとも、幸せなふりをし、それがいつの日か現実になるのを望んでいるだけですか?」
この問いかけは、あなたの置かれている状況によって答えは変わるでしょう。
何かが間違っていたのではないか、という疑いを抱くのは、人生がうまく行かなくなり始めた時です。
人間の子供は、多くの助けがなければ一人前の大人にはなれません。
大人の男性ないし女性になるには、年長で精神的に成熟した同性との相互作用を、数千時間は必要とするのです。
私たちの社会では、女の子は日々、女性からそうした接触を得ていますが、男の子は男性からのそうした接触をほとんど得ていません。
女の子も男の子も女性に育てられ、ほぼ毎日、ほぼ一日中、周囲に大人の男性はいないのが普通です。
こうした男性との接触不足のせいで、小さな男の子は柄だけ大きい男の子に成長します。
男の子を一人前の男性にするためには、多くの男性の助けが必要なのです。
メンズ・ムーブメントはそうした男たちの穴埋めと、相互扶助を目的とする運動です。
胸襟を割って、男同士で、それぞれの経験を持ち寄り、アドバイスしあいましょう。
日本社会は、比較的企業体のなかで、男性はイニシエーションを受けてきました。
しかし、現在では終身雇用も崩れ、男性はおたがいに隔離され、いがみ合っています。
人生の知恵を教えあう場として、メンズムーブメントのコミュニティをmixi上に作成いたします。
ご興味のある方はぜひご参加ください。
メンズ・ムーブメントが求めるものは、以下の通りです。
◎将来、男たちは?
●働く時間を減らして、もっと遊ぶようになるだろう。稼ぎは少なくなるが、使うお金も少なくなる。子育てにもっと参加し、結婚生活により長くとどまるようになるだろう。
●腹を割って話し合える友人を、多く持つようになる。
●スポーツを観戦するより、自分で楽しむことのほうが多くなる。
●アウトドアや未開の大自然の中での静かな体験に、気晴らしを求めるようになるだろう。
●エコロジカルな活動を信じ、黙って献身するようになるだろう。
◎愛する相手として、男たちは?
●生き生きとした身体を持ち、セックスがうまくなるばかりでなく、あまり欲張らずに、もっと自信を持ち、あせらず、より親密になるだろう。
◎父親として、男たちは?
●子育てに積極的に関わり、子供を批判したり脅したりせずに、確固とした態度を取れるようになるだろう。
◎消費者として、男たちは?
●もっと暖かな色彩にあふれた服を着るようになるだろう(スーツとネクタイは消えうせ、カマーバンドやフロックコートのように歴史的な遺物になるだろう)。
●古いが洗練された車に乗り、こまめに手入れをするだろう。
◎世の中は?
●若さを崇拝することがなくなり、若者はあるがままに、つまり、かわいらしいが未熟な存在として見られ、羨望の的ではなくなるだろう。
●ファッションから映画、雇用形態、リーダーの選択といったあらゆる分野で、老人や老人の知恵が再評価されるようになるだろう。
●わたしたちの役割モデルは、あたたかくておおらかだが、批判精神を持って対立することをいとわない、毅然とした、ユーモアのある、五十代以上の男女が努めるようになるだろう。
●男たちが自分の内面世界への関心を高めるにつれ、既存の宗教が活性化されるだろう。さらに、さまざまな宗教の要素を混同した儀式や、新しい形態の儀式、とくに男たちの過去の傷を癒し、十代の大人を大人へと脱皮させるのに役立つ儀式が台頭してくるだろう。
●宗教とエコロジーが徐々に融合し、独自の力を形成していくだろう。
●地域で組織され、よく訓練された男性たちが、監視ネットワークや自助グループの中で、子供を虐待する者、強姦魔、妻に暴力を振るう男性などに立ち向かい、問題解決に尽力するようになるだろう。
●男たちは自らを組織し、コミュニティのなかで女たちとともに働くようになるだろう。そして、コンピュータ・ネットワーク、ファックス、ニューズレターなどを活用して地域の問題や地球規模の問題に取り組む、実践的な組織を育てていくだろう。
スティーブ・ビダルフ著「男の人ってどうしてこうなの?」より引用