胸のすくような映画ばかりが傑作じゃない!
終わった後に「何で観たんだこんな映画?!」と困惑させる映画の数々。しかし「つまらない」わけではない。胸くそが悪いだけなのだ!しかもそれは「一種心地いい胸くその悪さ」なのだ。そんな、「いつまでも終わらないで欲しいシャックリ」のような映画を観た方!その胸くそ悪い心地よさをシェアしようではありませんか!!
終わったのに謎が解けない「底抜けミステリー映画」。
社会テーマを振りかざし観客の感情を置いてきぼりにする「非道社会派映画」。
主人公がちっとも救われない映画。むしろさらに奈落の底に突き落とし、這い上がれないように蓋をしてしまうような絶望的な「MのためのS映画」。
とにかく意味のわからない、監督のマスターベーション主義見え見えなのだが、あまりに巨匠なため多分誰も文句が言えなかったのだろう「巨匠的自己満足映画」。
しょーもない!しょーもない、ご都合主義的なストーリーの先に現れるトンデモこじつけエンディングをプレゼントしてくれる「強制納得映画」などなど。
とにかく、世の中に溢れる「胸くそ悪さがたまらない」傑作の数々を知り、その胸くそ悪さを何処かに吐き出したい方々、さあさあ!