『旅するジーンズと16歳の夏』
(原題The Sisterhood of the Traveling Pants)
2005年/アメリカ/配給・ワーナー・ブラザース映画
原作: アン・ブラッシェアーズ Ann Brashares
監督: ケン・クワピス Ken Kwapis
出演: アンバー・タンブリン AMBER TAMBLYN
アレクシス・ブレーデル ALEXIS BLEDEL
アメリカ・フェレーラ AMERICA FERRERA
ブレイク・ライヴリー BLAKE LIVELY
切ない記憶とともに、誰もが立ち還る場所がある。
生まれる前からずっと一緒だった4人が、
初めて“ひとり”になった16歳の夏――。
彼女は自分のカラを破りたかった。
彼女は父親に振り向いてほしかった。
彼女は母の死を乗り越えたかった。
そして彼女は、生きている意味を知りたいと思った。
世界は自分を中心に回っているのだと思っていたあの頃。誰かの大きな腕に守られて、疑いもなく、恐れもなく、幸福だけを貪っていればよかった無邪気な日々。しかし、ある日を境に、そんな景色は一変する。自分は世界の中心どころか片隅にいて、居場所さえ見つけられずにいる。信じていたものが急に色あせて見え、何を信じたらいいのかわからなくなる。どこにも届かない願い、なす術のない悲しみ。無防備に傷つき、無力に震え、絶望に打ちひしがれてなお、人はその先へと歩を進めていく――人生は、絶望から始まるのかもしれない。
原作は、発売されるやいなや全米中の圧倒的な共感を得、世界30カ国以上で翻訳されている大ベストセラー「トラベリング・パンツ」。全米中の誰もが待ち焦がれたこのベストセラーの映画化には、「大の男が泣かされてしまう感動作」「大人でも、いや大人だからこそグッと来る」――アメリカのメディアが、ある種の驚きをもって、惜しみない称賛を贈ってやまない。それは、今まさに、自分の足で世界の片隅に立とうとする少女たちの愛おしい物語だ。誰もが通ってきた特別な夏。それが、まぶしいだけの季節ではないことを、わたしたちは知っている。だからこそ、彼女たちの痛みが、言葉もなく胸の深奥を揺らすのだ。怒りには怒りが、涙には涙が押さえようもなくこみ上げ、同じ気持ちを一緒に感じながら、彼女たちのひとりひとりに心からのエールを送らずにはいられない。
あの輝く季節、わたしたちははじめて[絶望]を知った――。
☆旅するジーンズの11か条☆
第 1 条 ひとりが使う期間は一週間。
第 2 条 はいている時は鼻をほじらない。 掻くのはよし。 ちょっとなら。
第 3 条 すその折り返し禁止(ださいから)。
第 4 条 シャツをジーンズにインするのも禁止。
第 5 条 別の人へ発送するとき付ける手紙に、 着用時の出来事を詳しく書く。
第 6 条 そして再会した時に、 ジーンズにその出来事を記録。
第 7 条 はいている本人以外が脱がせてはいけない。
第 8 条 絶対洗わない。
第 9 条 はいている間は体型を気にしない。
第10条 ジーンズは“愛”と同じ。
第11条 緊急事態なら、順番に関係なく必要なものを優先させること。
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この映画大好きって人、まだ見てないけどこれから見るつもりの人、初めて聞いたけどちょっと気なるって人、誰でも参加OKです☆
困ったときには