真剣での戦いに近い状態で、安全に練習したい!
剣道・剣術・居合道・古武道・・・、
各武道流派を問わず、剣にたずさわる者なら誰もが一度はやってみたいと思った練習方法ではないでしょうか?
北九州剣術クラブではその練習を実現する為に、“袋刀”という練習刀を使って、寸止めで乱取りをしています。
この袋刀、重さと刃渡り・柄の長さを真剣とほぼ同じ様に作ってあり、周りにクッション材を巻いて、怪我をしない様に作っています。
つまり、真剣とほぼ同じ取り回しが出来、また比較的に安全に作ってある袋刀を使用して、寸止めもしくは当て止めで乱取りをする事により、より実戦に近い状態で練習する事を可能にしたのです。
剣道経験者の方々の中には「本当に竹刀を使った乱取りがメインの剣道の技術が、真剣の戦いに使えるのだろうか?」と考えている方も居られるのではないでしょうか?
また、古武術・古流剣術の経験者の方々にも「この技術が何処まで実戦で通用するのだろうか?」と考えている方も居るのではないかと思っています。
だからといって木刀を使って乱取りすれば、将来的に必ず大怪我をする人が出てくるでしょうから、そんな練習をするわけにはいきません。
ですので、袋刀を使用して寸止めで乱取りをするのです。
また、剣道やスポチャンの様に“先に当たった方の勝ち”的なルールはありません。
あくまで袋刀を真剣に見立てて、どちらが相手を斬り殺したか?または、戦闘不能にしたか?を競い合います。
ですので、相手が一瞬先にコチラの足を切り裂いたとしても、その一瞬後に、ガラ空きの相手の喉元に刀を突き付ければ、コチラは足を切り裂かれ、相手は喉を突き殺されているので、コチラの辛勝となります。
こういう風にもし真剣で戦っていたら?という練習の中で真剣で戦う技術を磨いています。
北九州剣術グラブでは、こういう練習を重ね、各武道流派の諸兄達との交流を深め、技術交流をする事を目的に活動しています。
代表者
真延流 江下 立
練習場所
戸畑生涯学習センター
練習時間
毎週金曜日 19〜21時
会費
2,000円/月