福岡県田川香春町に伝わる古武術『古術』を知ってもらおうと考え
このコミュを立ち上げました。
豊前福光派古術は400年ほど前に開祖福光三郎左衛門明正公が豊前香春の地に帰農するにあたって百姓の護身の芸として考案したのが流儀の起こりとされています。その後、代々一族相伝・門外不出の家守(やもり)の芸として豊前福光氏に伝えられ今日に至っています。
特徴としては、武器術・体術から構成される総合古武術でありますが、帰農した百姓の家守の芸として考案されたため、武家の武術とは一線を画した特殊なものになっています。殊に薙鎌とよばれる長柄の草刈鎌術、二丁鎌・出刃包丁・鉄バチ・二刀小太刀などを使う双手術等、江戸期の農民が生活用具として所持していた得物を巧妙に使うところに特色があります。また、薙刀の理合によって使う薙鎌は古術の『本手』つまり『本芸』となっており、体術と一体となった双手と称する二刀小太刀・二丁鎌などは「隠手」と呼ばれ、「裏芸」となっています。
技術構成は、武器術である得物五法と体術である素手(すって)五法から成っています。
得物五法・・・第一法:元手 太刀・小太刀術
第二法:棒の手 棒・丈術
第三法:本手 薙鎌術
第四法:双手 二刀小太刀・二丁鎌・バチ・手鎖等
第五法:飛び手 つぶて・手裏剣術など(すでに失伝)
素手五法・・・第一法:当身
第二法:取手(とって)
第三法:組討
第四法:腰取
第五法:掻取(かきどり)
以上、簡単でありますが『豊前福光派古術』の紹介をさせていただきました。
下記に豊前福光派古術の関連サイトのアドレスを載せておきます。
興味のある方はぜひ訪ねて来てください。また、日本拳法道の説明は、下記風門館公式HPにて行っています。
日本拳法道連盟 豊前福光派古術連盟 風門館 公式WEBサイト
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yahoo!ブログ-鎌倉古芸風門武芸帳
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なお、平成25年度以降の稽古録は、下記の風門ページに移行する予定です。風門ページでは、ユチューブにあげている風門動画がUP次第見ることができますので、風門コミュともども、ご利用ください。
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風門コミュに興味を持たれた方は、是非、そのまま、風門ページも利用してください。よろしくお願いします。
現在、風門館は下記の3コースで活動しています。お問い合わせ・体験入門など歓迎いたしております。
1 体術総合コース
護身と健康を目的に、日本拳法道ルールを念頭に置きながら、打撃は、日本拳法道などを中心に、組討・寝技は、古術の技法をベースに稽古。
2 体術伝統コ−ス
護身と健康を目的に、古術の体術を中心に稽古。併せて、日本拳法道の基本なども稽古。
3 得物護身コース
護身と健康を目的に、古術の得物を中心に稽古。併せて、古術の体術も必要に応じて稽古します。
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