モディオダール研究会

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詳細 2020年12月12日 13:23更新: 暇な時間にコツコツ作っていきますので、しばしお待ちを。

第一種向精神薬

適応：ナルコレプシーに伴う日中の過度の眠気

１日１回200mg朝（適宜増減）
１日最大投与量は300mgまで。

平成22年4月から30日制限になりました。

作用機序：

モダフィニルの詳細な作用機序は不明。
視床下部及びその近傍における神経細胞の活性化、GABA遊離抑制作用及びヒスタミン遊離作用により覚醒促進作用を示すと推定され、ドパミン受容体には親和性を示さないとされる。
ラットにおいては側坐核からのドパミン遊離作用が認められており、GABA神経系を介した間接的な作用であることが示唆された。

200mg単回投与時：
Tmax：2.5時間±0.8時間
T1/2：13.39時間±3.12時間

CYP1A2
CYP2B6
CYP3A4を濃度依存的に誘導する。

また、CYP2C9及びCYP2C19を阻害する。

薬物相互作用：
・メチルフェニデート塩酸塩
健康成人男性を対象としたモダフィニル200mgとメチルフェニデート塩酸塩40mgの単回経口投与による併用試験の結果、モダフィニルのTmaxが約１時間延長した以外、両剤の薬物動態に有意な変化は認められなかった。（外国人でのデータ）

空腹時に飲んでも食後に飲んでも、薬物動態パラメータにはほとんど差がないようです。

（出典：添付文書・治療薬マニュアル2010）