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哲学としての攻殻機動隊

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詳細 2020年6月11日 04:32更新

1989年5月より「ヤングマガジン海賊版」に連載される。1995年映画化、2002年テレビ版放映。「時代がやっと作品に追いついた・・」という称賛とともに、まさに原作発表より13年の年月を経てのリバイバルである。テレビ版が放映された2002年にあっては既にブロードバンドが普及し、攻殻の時代背景である「ネット社会」に対して実感をもってリメイクした「現代から地続きの近未来」という手つきにはとても共感を覚えた。
攻殻機動隊の魅力の一つに、エスカレートしたネット社会を描くことによって現代社会がはらんでいる問題を浮き彫りにしている見事さがある。その他の事象に過ぎたSF色を施すことは、問題の趣旨をいたずらにぼやかすだけだとかねてより考えていたからだ。
しかしエスカレートしたネット社会、特に電脳化などという技術はあくまでもいつ実現するともわからぬ絵空事であり、テレビ版に見られるような、パソコンを頭の中に入れてみました、的な描き方はわかりやすくはあるも、原作が真に示唆する問題に対する理解を困難にしたのではないかという疑問が残る。
原作が語っているのはネット社会の功罪などではなく、徹底的に情報化された社会という光を開闢依頼の人間の営みにあてて、その意味を探ろうという思考実験である。
ぜひ諸氏と論議を交わす中で私の中で漠然としている原作が真に示唆する問題に具体的な結論が導かれんこと切に願う。

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