伊万里市の浦ノ崎地区に、一つの遺構があります。
それは、伊万里造船所とも川南造船所とも呼ばれる戦時中の造船所跡であり、
正式名称を川南工業浦崎造船所と言いました。
戦時中は二等輸送艦や特攻兵器を多数製造したと言われており、
戦争遺産・産業遺産として、その歴史的価値は極めて高いものと、私は思います。
この遺産は平成23年度、伊万里市による完全解体が予定されております。
私は解体計画の見直しを要望し、造船所跡の維持・保存、そして平和教育のための利用を要望するものです。
伊万里市民ではない自分が差し出がましいことを言うようですが、
この遺産は次世代に受け継ぐべき伊万里市の宝ではないでしょうか。
跡地の緑地公園整備計画策定は平成22年度中に行なわれることから、
意見提言を行いたいなら今が最後のチャンスです。
そこで、私はこのたび伊万里市・川南造船所の活用による
地域振興策を考える会「川南造船所全国同盟」なる有志組織を立ち上げ、
募金・署名等の活動を通じて、解体計画の見直しを要望していきたいと考えております。
このコミュニティーでは、この産業遺産の保護について、意見交換などを行なうことができれば、と考えております。
川南造船所全国同盟 代表 梅津 知弘
川南造船所全国同盟
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署名TV内署名ページ
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