今年でちびまる子ちゃんとともにこの曲も20周年を記念してコミュニティを立ち上げてみました。考えれば考えるほど深い曲です。
お鍋の中からボワっとインチキおじさんが登場したり、電信柱の陰からお笑い芸人が登場したりする。そんな名曲を愛する会です。
Youtube画像
●B.Bクィーンズ版
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●韓国版
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●マナカナ版
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●安室奈美恵(がテレビ番組で歌ってたやつ)
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●盆踊り版
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●NHKのアーカイブらしい
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●男声合唱版
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●Kinki kidsが歌うバージョン
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●ザンビア人の歌うバージョン
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【歴史】
テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」で1990年1月〜1991年3月まで使用された初代エンディングテーマ曲であり、劇場版及び2001年1月以降はオープニングテーマ曲として登場、2009年12月まで使用された。なおオープニングテーマ起用時代のエンディング映像では「主題歌」のクレジットでレーベル名が表記されなかった(B.B.クイーンズが活動を停止したのと、レーベル名が変更(2009年10月には会社そのものが解散)されたためと思われる)。
1990年の第72回全国高等学校野球選手権大会では参加した49校中38校が応援歌として使用した。
1990年の第32回日本レコード大賞ポップス・ロック部門を受賞。1991年の第63回選抜高等学校野球大会入場行進曲に選ばれた。
1990年オリコン年間シングルチャート1位を記録。全国歌謡ベストテンでは1990年8月4日から13週連続1位を記録した(ただし年間チャートではこの年の7月までの集計であった関係か、13位に終わった)。累計売上は190万枚。
1990年度のオリコン主催「日本レコードセールス大賞」のシングル部門大賞はB.B.クイーンズ、作詞賞はさくらももこ、作曲賞・編曲賞は織田哲郎と『おどるポンポコリン』がらみが独占した。
「ヒットの背景」
この1990年頃はCDプレーヤーの普及に伴い、長く続いた日本におけるシングル売上低迷期からようやく脱出した時期であったことと、1989年末からの牛若丸三郎太の『勇気のしるし』、オヨネーズの『麦畑』、鷲尾いさ子と鉄骨娘の『鉄骨娘』などといったコミックソング(ナンセンスソング)のブームがあった。『おどるポンポコリン』の超特大ヒットは、そのような流れにタイミングよく乗った結果であるといわれている。
『おどるポンポコリン』以後も、晴山さおりの『一円玉の旅がらす』が大ヒットし、浪曲師の国本武春が歌う『ロックンロール福助』、敏いとうとハッピー&ブルーが歌った北海道と東北限定のCMソングだった『ゆれて動物』が話題になるなど、コミックソングのブームはしばらく続いた。
さくら曰く、「一部の歌詞は織田さんにアドバイスされた」とのこと。例えば当時「りぼん」に掲載された改変前と思しき譜面にはサビの「おどるポンポコリン」の部分は直前のパートと同じく「パッパパラパ」となっていたが、「曲名が歌詞に入っていた方がいい」との意見により急遽入れられたことが当時のドキュメント番組にて語られた。
当ユニットのA面シングルの専属作曲者の織田は、この曲を作ったきっかけを「当時小学生(まる子とほぼ同じ年代)だった娘に対して喜ぶことをあまりしてやれなかったので、こういう曲を作ったらどうか、と考えた」と答えている(2007年5月、Dのゲキジョー)。しかし大流行したにもかかわらず、肝心の娘の反応は思ったほどではなかったらしい。また後年、数奇な運命から織田とは因縁浅からぬ関係だった氷室京介が率いるBOØWYの楽曲Dreamin'のイントロを「イントロだけで使い捨てにするには勿体なさ過ぎるメロディ」「並の人間なら、こんなメロディを思いついたらこれで一曲作る」と、敢えて拝借した事実を認めた。