知る人ぞ知る名指揮者、モントゥーについて情報交換するコミュニティーです。名盤、珍盤などLPからCD、DVDまで皆さんの積極的な発言、情報提供をお願いします。
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Pierre Monteux
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ピエール・モントゥー(1875〜1964)
【経歴】
1875年:パリに生まれる
幼少からヴァイオリンを学び、9歳でパリ音楽院に入学。1896年にジャック・ティボーと学院のヴァイオリン賞を分け合う程の優れたヴァイオリン奏者であったが、ヴィオラ奏者としてオペラ・コミークに入団。ヴィオラセクションの首席として「ペレアスとメリザンド」(1902)の初演に参加する。
1911年:ディアギレフのロシア・バレエ団の指揮者
パリ音楽院在学中から指揮活動を始めていたが、自らコンセール・ベルリオーズを結成し指揮者として活躍。ロシア・バレエ団では、ストラヴィンスキー「ペトルーシカ」、「春の祭典」、ラヴェル「ダフニスとクロエ」、ドビュッシー「遊戯」などのバレエ初演を行う。
1917〜1919年:メトロポリタン歌劇場指揮者
1919〜24年:ボストン交響楽団音楽監督
1924〜34年:アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団指揮者
1929〜35年:自ら設立したパリ交響楽団で活躍
1936〜52年:サンフランシスコ交響楽団指揮者
1961年から亡くなるまでボストン交響楽団の主席指揮者をつとめ、1960年からはロンドン交響楽団首席指揮者も兼任。
1964年:1942年に市民権を得たアメリカ合衆国のメイン州ハンコックで没
【レパートリーと主な録音】
●「幻想交響曲」
パリ交響楽団、サンフランシスコ交響楽団(1945、1950)、ウィーン・フィル(1959)、北ドイツ放送交響楽団(1964)の5種類がある。
●「春の祭典&ペトルーシカ」(パリ音楽院管)
●「ダフニスとクロエ」(ロンドン響)
ドイツ的交響曲の演奏にも優れ、ベートーヴェン全曲、ブラームスの第2番、さらにチャイコフスキー後期3大交響曲(ボストン交響楽団)、フランクのニ短調交響曲(シカゴ交響楽団)やシベリウス第2番などの名盤多数。
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