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農家レストランまだ来すた

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詳細 2012年1月15日 15:26更新

まだ来(ご)ざいね−。食事を終えて店を出る客に、スタッフがやさしく声を掛ける。店名の「まだ来(き)すた」は「また来ましたと言って訪ねてきてもらえるような店になりたい」と願いを込めて名付けた。
 2004年3月にオープンした。農家レストラン構想を温めていた女性グループを中心に農事組合法人(7人)を結成して運営している。
 農事組合法人として運営する理由について代表の千田由美さん(39)は「登記や会議の議事録など形式張った手続きは大変だが、一人一人が同じ責任、同じ思いで仕事を進めたかったから」だという。収益性を高めるのが課題で、今季から価格や営業時間を見直した。
カウンター6席を含め、25席の店内は、太いはり、存在感ある柱など明治期の旧家の馬屋と作業場を改装。古いたんすなど調度品も、インテリアとして落ち着いた雰囲気を演出している。
 野菜、米、卵、肉はもちろん、地元産食材にこだわった手作りメニューを提供。胆沢産大豆100%の豆腐を使った豆太郎セット(1050円)や南部小麦を手打ちした天ざるうどん(1200円)など、地元の食材を生かした料理が並んでいる。
 地元に伝わる郷土の味を基本に、新たなアレンジを加えた料理は、手作りの魅力がたっぷり。サラダのドレッシングも自前だ。ご飯は自然乾燥させた特別栽培米ひとめぼれを釜で炊き上げた。もみ殻を燃料にふっくら仕上げる。ご飯はお代わり自由。おこげも人気だ。
 千田さんは東京都台東区出身。19歳の時に結婚し、夫の章善さんの実家がある旧胆沢町に移ってきた。「農作業についてほとんど知らなかったが、何となく楽しそうだなあと。若かったんですね」と振り返る。現在は四世代九人家族で、水稲とピーマンの複合経営だ。
 会社員から農家の嫁になった千田さんだが「実は東京ではほとんど野菜を食べることができなかった。野菜のにおい、えぐさが苦手だった」という。それが「胆沢で食べた野菜は全然、味が違った。ホウレンソウってこんなにおいしいんだ。ピーマン、ナス、ゴボウも。その驚きが、農家レストランを開いて、いろんな人に地元の食材を食べてほしいという思いにつながっている」という。
 スタッフの村上イツ子さん(47)は「曲がったキュウリをどうして捨てるのか。それを使って何かできないかなど、地元の人間が当たり前に思っていたことに、疑問を感じ、新たな視点に気づかせてくれる」と語る。
 千田さんは「ご飯をわざわざ釜で炊くのは、そのおいしさや技術をずっと残したいから。農家は本当にかわいがって米や野菜を育てている。その思いを県内外のお客さんに伝える場にしたい」と言葉に力を込める。


店名 農家レストランまだ来すた
住所 岩手県奥州市胆沢区若柳大立目19
営業時間 11:00〜16:00(1〜3月は〜14:00)
定休日 4〜12月は月曜、1〜2月は月・火・水・木曜

農業組合法人まだ来すた
http://www.myfavorite.bz/madakisuta/pc/

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参加メンバー 3人
開設日
2008年12月1日

5675日間運営

カテゴリ
グルメ、お酒
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