- 詳細 2024年6月17日 23:06更新
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ノラ・ジョーンズ（Norah Jones）のコミュニティです。
ジャズのスタイルを取りながら、ソウル、カントリー、フォーク、ポップスなどを取り込んだ彼女のスタイルは、あっという間に世界に浸透しました。
１８００万枚を売り上げ、グラミー賞では主要４部門を含めノミネート部門すべてで受賞し８冠を獲得したデビュー・アルバム『Come away with me』（邦題：『ノラ・ジョーンズ』）は、ビルボードのコンテンポラリー・ジャズ・アルバム・チャートで１４３週連続１位などの記録を残していますので説明不要でしょう。
しかし、彼女の歩んだ道のりや置かれていた環境は、決してありがちなものではありませんでした。。
本名は、Geethali Norah Jones Shankar
父はインド人のシタール奏者ラヴィ・シャンカール。
ニューヨークで彼女が生まれた時には、すでに母親スーは離婚していたそうです。
４歳のときテキサス州ダラス近郊に移り住み、多くのＬＰレコードを持つ母の影響を受ける。５歳のとき教会の合唱団に所属。７歳からピアノのレッスンを始めます。
ダラスのブッカー・T・ワシントン高校でパフォーミングとヴィジュアル・アートを履修。１６歳の誕生日に地元のコーヒーハウスで初のギグを行い、ビリー・ホリデイの持ち歌『アイル・ビー・シーイング・ユー（"I'll be seeing you"）』をエタ・ジェイムズのイメージで歌う。1996年には高校在学中にダウンビート学生音楽賞（Down Beat Student Music Awards）の「最優秀ジャズヴォーカリスト賞（Best Vocalist）」、「最優秀オリジナル作曲賞（Best Original Composition）」を獲得し、翌1997年にも同音楽賞で「最優秀ジャズヴォーカリスト賞」を受賞しました。
高校卒業後、ノース・テキサス大学でジャズ・ピアノを専攻。
その頃、本人いうところの「ダークで、ジャジーなロック（"dark, jazzy rock"）」の曲を歌っていたといいます。バンド名はラズロ（Laszlo）。
大学３年の夏、友人に誘われニューヨークのマンハッタンに旅行。
一か月の予定で旅行に出たまま、大学へは戻らずウエイトレスの仕事をしながらマンハッタンで出会ったソングライターたちに刺激を受け、自分の曲を作り始めるのです。
1999年12月ごろからファンク・フュージョンのバンド、ワックス・ポエティック（Wax Poetic）と共演する常連となり、様々なミュージシャンやプロデューサーとの出会いを経てブルーノートと契約。
2002年2月26日、弱冠２２歳でデビューアルバム "Come Away With Me" をブルーノートからリリース、世界は彼女にひざまずくのです。
2007年には映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』の主演を務め、ナタリー・ポートマン、ジュード・ロウ、レイチェル・ワイズ、などハリウッドを代表する役者たちとも共演しました。
目が離せない存在です。
